また?子育て世帯ばかりに給付 生活が苦しいのは子持ちだけじゃない

コロナと物価上昇などによる生活困窮者対策で、低所得世帯の子どもひとり5万円給付するそうです。
正直、また子持ち世帯?と思いました。
子育てにはお金がかかるでしょうし、子育て世帯に手厚くする事に大きな不満はありませんが、『子育て世帯ばかり』に手厚いのはどうかと思います。
毎回「子育て世帯」ばかり。この間、子供一人10万円給付したばかりじゃない。困っているのは、子育て世帯だけではありません。
無視されるワーキングプア層
なぜ子育て世帯ばかりにお金をばら撒いて、他の困っている人たちを無視するのでしょう?
日本という国は「若者」でもなく「子育て世帯」でもなく「高齢者」でもない生活困窮者は切り捨てられるのか、と思います。
物価も何もかもが値上がりして、政治家のセンセイ方を含む一部の富裕層以外は、本当に大変です。
消費税を一時的に下げるとか、無くすとかしたほうが助かる人が多いのに、なぜそれをしないのか疑問です。
何度も何度も子育て世帯ばかりに給付して、子供がいない世帯や単身者への嫌がらせか?とすら思います。
限りなく非課税世帯に近い、非正規雇用者をはじめとするワーキングプアそうなんて、もうギリッギリだと思います。
物価は上がるのに、賃金は一円も上がりません。
国民年金保険は毎年「これくらいなら分からないだろう」みたいな金額でジリジリと上がり、住民税も年収に対しては結構な金額がきますし、健康保険料も然り。
腹が立つので計算していませんが、非課税世帯よりも可処分所得は低いのではないかと思います。
私は非課税世帯よりちょっとだけ年収が多いくらいなので、いっそ非課税世帯になったほうが楽な気がします。個人事業主の仕事も細々と続けているので、確定申告の時に赤字にすれば良いのですが、どうにもプライドが許さず、どうにかして赤字にならないように調整してしまいます。
けれど、もう、プライドなんて言っている場合じゃないのでしょうか?
物価は上がれど賃金は上がらず
フリーランスの仕事はコロナ以降、めっきりと減少して「もう廃業したほうがいいんじゃないか?」な感じです。それでも20年以上頑張ってきたので、頑張れるうちは頑張ろうと思っています。
そんな開店休業中のフリーランスの仕事の穴埋めに、あちこちで働いているのですが、10年以上働いている会社ですら、賃金は一円も上がっていません。
そろそろ、仕事内容に見合わない低賃金になってきたので、どうしようかと考え中です。
いつだったか、岸田総理が「賃上げは実現している」のようなことを言っていた気がしますが、それって大企業だけだよなぁ、と思いました。
中小零細は賃上げなどできる状況ではありません。
日本の企業は、ほとんどが中小零細企業で、大企業はほんの一部です。それを以て「賃上げが実現している」とは……。
物価は上がれど賃金は上がらず、生活は苦しくなるばかりです。
もう、食べるものを減らすしかない?
私のばあい、元々が節約生活で「買える食品」は決まっています。そこに値上げラッシュなので、こうなると、一回の食事の量を減らすしかありません。お米を2合炊いて、4〜5食分でしたが、今は1食当たりの量を減らして6食分です。
今のところ朝はパンですが、価格が上がれば5枚切りを1枚食べていたのを半分にするかも知れません。
年齢とともに食が細くなって来たのでご飯の量は少なめでも、それほど問題ではありませんが、プチ贅沢のお惣菜、アジフライ100円すら買うのを躊躇わなくてはならないとかと思うと、なかなか切なくなります。
政治家のおっさんたちに、この切なさがわかるのか?と言いたくなります。
消費税、一時的でいいから5%に下げてくれないかなぁ、と思います。
これから、光熱費も値上がりしていくだろうし、今年の夏、暑さをどう乗り切ろう?と考えてしまいます。
教育関係の職場は夏休みになるし、コロナでリモートワークにしている契約先の会社に、毎日出社しようか、なんて思います。
賃金は上がりませんが、それでも仕事先があるだけ幸せなのかもしれません。
私のような単身者を政府は助けてくれないし、期待もできないし、頑張って働くしてかありません。頑張って生き抜かなければ~!