飛び立った青い鳥 とうとう胡散臭い”X”に変貌
多く（ほとんど？）のユーザーから酷評されているっぽい”Twitter改め”X”。
長らく親しんだあの鳥のアイコンが胡散臭さを撒き散らす”X”になってしまったのは、ほとんどTwitterを使わない私ですら嫌です。
“X"も"X.com"も「いかがわしい」サイトとしか思えません。
アクセスした途端にハッキングされるかフィッシングサイトに飛びそうな雰囲気を醸し出しています。
私には、インターネットが一般化し始めた頃（1998年あたり）の、胡散臭いWebサイトを彷彿させるデザインにも見えてしまいます。
朝起きたら胡散臭い”X”になっていた衝撃
さて、私のデバイスはと言うと、昨日までは、まだ青い鳥でした。もしかしてこのまま生き残ってくれるかしら？と淡い期待をしていましたが、本日、とうとう胡散臭い"X"に変わってしまいました。アイコンの下には"X"の一文字。
見た瞬間「うげっ！」と言ってしまいました。（おかげですぐに目が覚めましたが）
怪しい、怪しすぎる……。
イヤだ、イヤだ、イヤだーーー！
フォルダにまとめているエリアの表示はまだ青い鳥のままですが、タップすると怪しい"X"に変貌。
ただ、デバイスによってはタイムラグがあるようで、怪しく変貌してしまったのは引退したiPhoneXRとiPadで、現役のiPhone14は今のところ「無事」です。もしかすると7月末以降にアプリを起動させていないので、そのせいかも知れません。このまま青い鳥が残るならこのまま起動させずにそっとしておこう、なんて思います。
でも、まあ、時間の問題なのでしょうね……。
私の場合、仕事で必要になってアカウントを作ったので、時々見るくらいで投稿はしないし、ほとんど使っておらず。もともと「SNSメンドクサイ」なので、最悪削除しちゃってもいいか、とも思います。
それにしても、マスク氏にはこれがカッコよく見えて「大満足」なのかも知れませんが、私には理解不能のセンスです。”X”のネーミングもアイコンも“post”だの”Repost”の用語も「だっさ」と感じます。マスク氏のセンスは破壊的……と思う。
ほとんどTwitterを使っていない私ですら、"X"には拒否感しかないのに、Twitterが日常の一部になっているユーザーの拒否感は半端ない気もします。
20年以上"X"に執着するマスク氏
私はもう20年近くオンライン決済サービスのPayPalを使っているのですが、そのPayPal創立者の一人がマスク氏。
Pay Palは日本ではマイナーなのか、よくPayPayと間違われますがPayPayとは全くの別物です。
さて、そのPayPalを、彼は"X.com"か"X-PayPal"に名称にしたがったそうですが「いかがわしいサイトを連想させる」と却下されたそうです。（きっと、"X.com"なんて名称だったら、使わなかったと思います）
そんなこんなで、数十年越しにマスク氏は"X.com"を実現させたことになります。一体なぜそこまで"X"に執着するのか……。ちょっと調べてみましたが、イマイチよくわかりません。
子供の名前も"X"を使っているそうで、息子が “X Æ A-Xii"(エックス・アッシュ・エートゥエルブ)、娘が “Exa Dark Sideræl"(エクサ・ダーク・サイデリアル)。ゲームのキャラクターっぽい名前で、日本で言うキラキラネームと言うところでしょうか。
それにしても、スマホを見るたび “Twitter" –> “X"は、やっぱり「いかがわしい雰囲気」しか感じられず、あの何ともいえない残念な気持ちになります。
青い鳥、可愛かったのになぁ。
あーあ、仕事で作ったサイトのTwitterアイコン、変更しなきゃだなぁ……。青いボタンに”Twitter”と表示していたあたり、やっぱ黒に”X”の一文字になるのかと思いますが、サイトデザインの破壊力半端なさそうです。青色のままで ”X(旧Twitter)”にしようかな。悩ましい。