近づいてはいけない! ダークウェブの危険な世界

SNS・ネット

ネットニュースなどでも、時々目にする言葉に「ダークWeb」があります。聞くからに危なそうな印象です。通常のブラウザでアクセスすることはできないので、普通の生活を送っている人は、まず閲覧することはない世界です。
先日、仕事先の若者に「ダークWebってどうやって見るの?」と聞かれました。まだ若い彼は「なんだかカッコよさそうだから見てみたい」のだとか。何の知識もなく興味本位で「ダークWeb」にアクセスするのは、とても危険です。「ものすごく危ない世界だし、普通の人は見られないよ」と答えたのですが、彼のように「危ない世界」に興味を示す人に時々遭遇します。
いつも、シングルライフの愚痴(?)を書き綴っているのですが、今日は、ちょっとオタクな話を書いてみようかと思います。

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あなたの知らない世界 ダークWeb

ネットの世界には一般的なブラウザで見られる表の世界(表層Web)と、ディープWeb(深層Web)の世界があります。「ダークWeb」は、その「ディープWeb」の中のひとつです。

ディープWebは、検索エンジンにインデックスされない(検索しても出てこない)世界で、インビジブルWebとも言われています。時々「ディープWeb」と「ダークWeb」を同じもののように解説されていますが、この2つは同じものではなく、「ダークWeb」は「ディープWeb」の一部です。

「ディープWeb」は、オンライン上にあるけれど、検索エンジンにインデックスさないページ全部のことを指しています。たとえば会社の非公開なデータベースや会員のみがアクセスできるページ、個人のプライベートなページやデータなどもディープWebの世界にあると言えます。その中に「ダークWeb」も存在しています。

「ダークWeb」は通常のブラウザで閲覧すことはできず、そこへアクセスするには専用のツールが必要です。ダークWebの特徴である高い匿名性と秘匿性から、ネット検閲の厳しい某国々の活動家たちが利用するケースもあるらしいですが、犯罪者に悪用され、危ないページがゴロゴロしています。

興味本位でダイブしてはいけない世界

私は専用のPCとツールを使って、ダークWebにアクセスしたことがあります。通常のネットワークから切り離し、万が一ウィルスに感染しても慌てなくて済む対策を講じてからですが……。(念のため、ラップトップのWebカメラもテープでカバー)
私が覗いたダークWebには、サイバー犯罪系海外ドラマに登場するような世界が広がっていました。違法薬物や偽造ID、コンピューターウィルス、武器の売買、犯罪の請負などなど、犯罪のかほりがプンプン漂う無法地帯です。

ロケットランチャーまで売ってました。(……買う人がいるってこと、だよね?😱)
ゲームの中では楽しいですが、現実世界じゃ楽しくないです。

筋金入りのオタクの友人が「ダークWebで偽のIDや市民権を買えば、外国に移住して暮らせるよ〜😁」なんて冗談を言っていましたが、その類のものが本当に取引されているのです。

有名大学の博士号から卒業証明書まで充実した品揃え(?)
経歴詐称で話題になったあの人達もダークWebで調達したのかしら?なんて思ったりして……😅

ダークWebと言うだけあって、ダークすぎる世界。
最初は面白かったのですが、だんだん怖くなって、私は早々に退散してしまいました……。

ダークWebの中には無害なものもありますが、犯罪の巣窟とも言えるので、アクセスするのは非常にリスクが高いです。うっかり犯罪に巻き込まれたり、マルウェアなどに感染してもおかしくない世界です。最近はビットコイン決済で、多くの違法取引が行われているようです。

ダークWebには、絶対に興味本位で近づかない方が良いです。

そして、ダークWebへのアクセス方法を調べてこの記事に来た方、ごめんなさい💦 アクセス方法は書いていません。興味本位で見るには危険だからです。私は必要があって、きっちりとセキュリティ対策を行ってアクセスしましたが、好奇心以上に怖さを感じました。
ググると、あるツールをインストールしたら簡単に見られるよ、なんて書いているサイトもありますが、危険なのでオススメしません。

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Posted by Hana