一人で生きる覚悟 私は楽しく一人で生きて一人静かに旅立ちたい

マイライフ

先日、地下鉄の駅で、偶然「私の人生に探りを入れてくる」知人(ずっと前に友人から知人に降格😅)と遭遇してしまいました。
見えていないフリをして立ち去ろうと思ったのですが、不運にもつかまってしまいました。

彼女が降りる駅は、私が降りるより先の駅。私は道に落ちていたガムをうっかり踏んづけてしまった時のような、残念な気持ちで一杯になりました🙄

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一人の自粛生活、寂しいでしかったでしょ?

「自粛生活、大変だったよねぇ」から始まり、いかに家族と過ごしたか、大変だったか、そして「やっぱりさ、家族の絆って大切だなって思って。家族がいるから耐えられるよね」ときたあたりから、私は「そろそろ来るな……」と思いました。

予想通り、彼女の口から飛び出した言葉は

「ねえねえ、コロナで婚活する気とかにならなかった?コロナで一人だと寂しかったでしょ?だって一人ぼっちだもん。家族のいる人が羨ましくなったりしなかった?」

です。

私が、「一人は慣れているし、心配しなきゃならない家族もいないし、そうでもないかなぁ」と言うと、彼女は「またまた強がっちゃって〜。その白髪を染めて婚活した方がいいよ」と私の頭を見ながら言いました。

「薬剤にかぶれるから染めないし、この色、気に入っているから」と言っても、彼女はしつこく「そんなこと言ってちゃダメだよ。白髪で婚活なんか論外だって!」と大きな声で言うので、ものすごく恥ずかしかったです。

私は結婚したいとも、婚活したいとも一言も言っていません🙄

「私、もう結婚する気も婚活する気もないから!」と言うと

「やだぁ、孤独死するよ〜!よかったぁ、私は夫も子供もいて」と彼女はゲラゲラと笑いだす始末😅

結局のところ、私を不幸な人に仕立て上げて、自分の幸せを再確認したかっただけなんだな、と思いました。

私が駅で降りるまで、延々と彼女のマウンティングは続き、ぐったりしてしまいました。

白髪を染めて婚活よりも、一人の気楽

私はコロナで、「一人で良かった」と思いました。もちろん寂しさを感じることはありますが、それでも「家族の感染を心配しなくても良い私は、気楽だよね……」と。

それを理由に出勤させられたり、感染して一人で具合が悪くなったらどうしよう、など、嫌な思いやストレスはありましたが、それでも私には「一人が向いている」気がしました。

このコロナ禍で、「やっぱりパートナーが欲しい」と思う人たちがいる一方で、私は「やっぱり一人でいいや」と言う方です。

経済的な心配や孤独死の不安など、老後への不安や心配は尽きませんが、「今更、他人の人生に責任を持って生きるなんて無理」と思ってしまいます。

婚活をしていたのは50代に突入する前の40代後半でしたが、コンタクトをくれるのは60代以降ばかり。たまに同世代からコンタクトが来ると「冷やかし」や「嫌がらせ」のようなものばかりでした。

婚活市場において、アラフィフ女性の需要は、自分や老親のお世話係として、というのが現実でしょう。

男性はいくつになっても20代の女性を相手に求めます。子孫を残したいという生き物の本能としては正しいですが、男性だって老化することをわかっているのか?と思います。

男性が若い女性が良いように、私だって自分よりずっと年上よりも、同世代の相手の方が良いのです。けれど、それを言うと「その年齢で何を贅沢を言っているのだ」と言われます。

確かに、「事故物件レベル」の私と結婚しても良いと言う人など稀で、選んでいる場合ではないのかもしれません🙄

けれど、すぐに介護が見えているような相手と結婚する気にはなれませんし「誰でもいい」わけでもありません。

それなりに健康で、自立して生活できるだけの仕事と稼ぎ(二人で頑張って働いて生活できるくらい)があり、人間的に大きな問題のない人、いわゆる「普通の人」が良いのですが、私にはそれも「高望み」なのだそうです。

相手や相手の親を介護して、さらに養ってもいい!くらいの条件じゃないと結婚できないのだそうです。

ならば、一人でいいや、と。

私にとって婚活や結婚は、白髪を染めてまでする価値のある物ではありません。

一人の老後と断捨離

確かに、孤独死の話を聞いたり読んだりすると、ゆううつな気持ちになりますが、仕方ありません。考えなければならないのは、いかに人様に迷惑をかけずに死ねるか、です。

理想は余命宣告。半年くらいの余命宣告なら、身辺整理を済ませて、自分の葬儀の手配まできっちりする事ができます。

最近は、気分が滅入って色々とやる気が出なくなると、断捨離を始める事にしています。押入れ、棚など場所を決めて、その中を徹底的に整理するのです。

基本的に「あ、こんなものがまだあった!」と言う物は即捨てます。洋服も、3年着なかった物で「どうしても手元に置いておきたいお気に入り」以外は迷わず捨てるかリサイクルです。

母が亡くなった時に、大量の洋服や物を処分して思ったのは「死んだら何も持ってはいけない」です。
どんなにお気に入りだった物も、持ってはいけません。

私には、私の形見を必要とする人や物を受け継いでくれる人はいません。なので、少しずつ物を減らして「厳選された必要な物」で生活することを目指さなければ、と思っています。

私はほぼ国民年金だけなので、老後は今よりも小さな部屋で暮らせるようにしておきたいところ……。公営住宅に申し込める年齢になったら、当たるまで申し込み続けようと思っています。

当たるまでは、頑張って仕事を続けるつもりなので、健康第一!です。✨

元気に働いて、シンプルな部屋でお気に入りの厳選されたものだけに囲まれて暮らし、心穏やかに静かに旅立ちたい、そう思います。

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一人で生きる覚悟

Posted by Hana