一人で生きる覚悟 諦めた人生の夢とパートナー

マイライフ

私は、一人で生きる覚悟をしています。と言うより、やっとその覚悟ができたと言った方が正しいかもしれません。残りの人生を一人で過ごす事になるなど、若い頃の私に想像できただろうか?と思います。
いじめられっ子だった子供時代、「私も大人になれば誰かとめぐり合って、お嫁さんになり子供を産んで家族を持てる」と、何の疑いもなく信じていました。けれど、現実は二度も離婚し、結局一人です。

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ずっと諦められなかった夢

私がずっと捨てることができなかった夢は、老後にパートナーと仲良く旅行をすることでした。笑われるかもしれませんが「チャーミーグリーンみたいなおじいちゃんとおばあちゃん」になりたかったのです。(若い方にはわかりませんね。この例え……😅)
夫婦になり、子供を持ち、喧嘩したり危機を乗り越えたりしながら、それでもささやかな幸せの中で老いていく。そして、二人で旅行しながら「色々あったけど、いい人生を過ごして来たね」そんな風に、人生を夫と振り返りたかったのです。

バカみたいな夢、と言われれば、バカみたいなのでしょう。

私はもう、子供を持つことは、100%出来ません。パートナーが見つかる可能性も限りなくゼロに近いです。私自身がパートナーを探すことを止めたので、可能性はゼロになったかもしれません。

一人で生きる覚悟ができても、やはり仲良く歩いている老夫婦を見ると「いいなぁ」と思いますし、幸せそうな家族を見ると眩しく見えます。覚悟を決めても寂しさは消えません。ある意味、一人で生きる覚悟は「孤独と戦って生きる覚悟」とも言えます。
けれど、まだ覚悟できないのが、「病気の時には誰もそばにいてくれない人生」「死ぬ時も看取ってくれる人がいない人生」です。病気で倒れても誰も助けてくれませんし、将来は孤独死の可能性が高いです。その時の不安や恐怖に、私は耐えなければなりません。

それとも、もっと年をとったら、自然と覚悟ができるのでしょうか?

今の私には、普通の人たち(結婚し家庭を持っている)が、違う世界の人のように感じます。

なぜ私は愛されなかったんだろう?という思い

外国人の元夫と結婚した時、周囲の人には「国際結婚はすぐに離婚する」と言う人がいました。相手の方が若い「年の差婚」だったこともその理由の一つでしょう。けれど、世の中には私と同じような年齢差で国際結婚しても、夫から大切にされ上手くいっているカップルもいます。私の知る範囲の国際結婚カップルはみな仲良く結婚生活を維持しています。

街中で仲の良い国際カップルや家族を見ると、未だに「どうして私はダメだったんだろう?」と悲しい気持ちになることがあります。以前、実家でテレビを見ていた時、国際結婚したカップルの生活ぶりが映し出されました。母は、それを見てぽつりと「あんなに大切にされている人もいるのに、どうしてHanaはダメだったんだろうね」と言いました。

それを、友人に言ったら、「アンタの場合、選んだ相手が問題。どう考えてもビザとお金目当てだったじゃないの」と言われてしまいました。友人曰く、「あいつはアンタの気持ちにつけこんで利用して、日本で自立できる目処がついたところで、アンタを捨てたじゃない」

離婚して5年近く経った今なら、友人の言う通り「私は利用されていたのかもしれない」と考えられます。母国での生活が嫌だった元夫にとって、私はちょうど良い「抜け出すためのツール」だったのでしょう。私と結婚すれば、住むところやビザの心配もなく、私の収入で楽に生活できる、と。正直、ここ数年、私が「成敗」してきた「ロマンス詐欺師」と変わらないじゃないか、と思います。
けれど、当時の私は「君を幸せにするためなら何でもする」と言った彼の言葉を信じたかったのです。

人生で一番欲しかったものを諦める時

私が、人生で一番欲しかったものは「愛する人と生きること」でした。一人で年を取っていくことではありませんでした。私はその夢を叶えようと、今まで努力や挑戦をしてきましたが、さすがにもう潮時です。
その夢を追うこと、つまり婚活がストレスになり苦痛にしかならなくなったからです。婚活をすればするほど自分が無価値に思え、生きることが辛くなりました。

「もう、無い物ねだりはやめよう」
そう思いました。

一度きりの人生、どうせ一人で生きなければならないなら、孤独を嘆いて生きるよりも、「一人だからこそできる楽しみ」を探しながら生きたいと考えるようになったのです。孤独を嘆いていても、孤独を楽しんでいても、同じように時間は過ぎていきます。
思考を切り替えることは、簡単ではありませんが、自分が幸せに過ごせる方法を見つけていきたいと思います。

私の人生が終わる時、「色々あったけど、悪くない人生だった。私は力いっぱい生きた」そう思いたいです。

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