格差社会 「普通の暮らし」って何?

マイライフ

テーブルとライト

先日、仕事で行ったとある街。選挙があるようで、街角には候補者のポスターが貼られていました。そこには「誰もが普通の暮らしができる◯◯に」というキャッチフレーズが。そこで、ふと思いました。「普通の暮らし」ってどんな暮らしのことを言っているのだろう?と。

「普通の暮らし」という言葉は漠然としていて、人によってどんな暮らしが「普通の暮らし」なのかは、かなり違ってくると思います。富裕層の言う「普通の暮らし」と低所得層の「普通の暮らし」は違うでしょう。
富裕層からしてみれば、低所得層の言う「普通の暮らし」は「普通の暮らし」ではありません。低所得者層から見れば、富裕層の言う「普通の暮らし」は「夢の暮らし」です。

件の候補者の言う「普通の暮らし」とは、どんな暮らしの事を言っているのでしょう?

スポンサーリンク

ワーキングプアが描く「普通の暮らし」

私の思う「普通の暮らし」は、来月の家賃の心配や、絶望的な老後を考えなくても良い暮らしです。
月収30万円が安定して得られ、趣味の習い事の一つや二つを楽しむことができ、貯金が減らない生活。ダブルワーク、トリプルワークせずに生活に必要なお金を稼げて、休日はのんびりと過ごしたり趣味を楽しめること。年に一度の旅行を楽しみ、月に数回、デパ地下で美味しいお惣菜を買えたり、外食を楽しめたり、心にもお財布にもほんの少し余裕があれば、私は「普通の生活」だと思えます。

私が明らかに「普通以下の生活」だと感じるのは、友人知人が度々映画館に映画を観に行くという話を聞いたり、度々海外旅行に出かけた話、週末ごとに美味しいお店に出かけた話をしているのを聞いた時です。

ほとんどの人が「普通」にしていることが、私は経済的にできません。
映画館は高すぎますし、国内はおろか海外旅行に行く時間もお金もありません。外食は月に一度あるかないかです。

私の住んでいる部屋は、オートロックもありませんし、玄関にインターフォンもカメラもありません。洗面所は水しか出ませんし、トイレにウォシュレットも付いていません。
古い物件なので、玄関のドアポストから隙間風が入って冬はちょっと寒いです。

「普通の暮らし」をしている人たちは、セキュリティのない部屋や、お湯の出ない洗面所に驚きます。今時、ウォシュレットが付いていないことも珍しいと言われます。

人生を楽しめる余裕がある暮らし

私は贅沢な暮らしを望みはしませんが、収入が増えたら、ウォシュレット付きのトイレとインターフォンがあって、お湯の出る洗面所がある部屋に住みたいと思います。
まあまあ稼いでいた30代の頃のように、管理人常駐の分譲賃貸物件に住めたら、それは幸せですが、そこまでは強く望んでいません。
高い家賃を払うより、そこそこ快適な住まいで節約して、老後の資金を貯めたいと思うからです。

けれど、私は今の自分の暮らしが、それほど悲惨だと思っていません。
他人と比べれば、今の暮らしは「普通以下」かもしれませんが、他人と比べていてはきりがありません。仕事があって、毎日ご飯が食べられ、暖かい部屋(隙間風はあれど)で眠れることは幸せなことですし、それなりに「普通の暮らし」だと思います。

ただ、もう少し人生を楽しめる余裕が欲しいところです。

スポンサーリンク

シングル, 貧乏

Posted by Hana