戦々恐々 「危険・不安」な東京五輪が始まった
とうとう、東京五輪が始まろうとしています。一部の競技は始まってしまっています。
「始まってしまった」としか表現できないのは残念なことですが、本当に戦々恐々とした気持ちにしかなれません。
「五輪イェーイ！」と盛り上がって、ノーマスクでお酒を飲んで騒ぐ人たちや、「五輪やるんだから、もういいでしょ」と、やっぱり同じように騒ぐ人達も増えそうで、本当に怖いです。
あっという間に弾け飛んだバブル
ルール無視で好き放題に行動する一部の海外メディア関係者や、次々と出てくる五輪関係の陽性者。そのうち、ラムダ型の陽性者が出るんじゃないかとゾッとします。
アメリカの体操選手たちは「選手村は嫌」と選手村の外のホテルに滞在するそうです。そんなことが許されるのか？と思います。
同じ体操の選手で陽性者が出たのに、それってどうなの？と。
選手の安全を守りたいと言う理由だそうですが、それって「自分たちさえ安全ならいい」という身勝手な言い分ではないのでしょうか？
これではバブル方式の意味が全くありません。そもそも、最初から穴だらけで、一瞬で消え去っているのが現実のように感じます。
明らかに五輪関係者とわかる外国人たちが、ノーマスクで街中をうろついているのもいかがなものかと。ルールを守れないような奴らは即刻国外退去にしてほしいです。
知人によると、メディア関係と思われる外国人が繁華街で談笑＆食事していたり、飲み歩いているのを度々目撃しているそうです。もちろん彼らはノーマスクだと……。完全に行動制限無視。
政府も組織委員会も、平気でルールを破る人たちを『見てみぬふり』をしているようでイラッとします。
もう、いい加減にしろや、と言いたくなってしまいます。
そして、東京の感染者は2000人超えも目前です。
そんな状況なのに、菅総理は「やめることは一番簡単なこと、楽なことだ。挑戦するのが政府の役割だ」強行開催に至ったことを話していたそうですが
正気か？
と思います。
視界ゼロ状態の天候で、高速道路をアクセルベタ踏み運転するような真似を「挑戦」と言えるのでしょうか？
やめることが一番簡単？
現実をしっかり見て、勇気を持ってやめる判断をするのが政治家の役割でしょう？と思います。
100万歩譲って、厳格なルールで誰もが納得するようなバブル方式なりその他の感染対策なりを実施して開催できるなら、そのセリフ許されるでしょう。
けれど、今はそのバブルが存在するのかも疑問に感じます。
「バブルが穴だらけ」と言われますが、穴だらけのバブルでもないよりはマシでしょう。「穴だらけのバブル」すらもう、弾け飛んでいる気がします。
政治家や組織委員会の「特権階級」は、自分たちは特別で例外だとやりたい放題。
さらに菅総理は「パラリンピックは有観客にしたい」とかなんて、頭の中にお花が咲いているかのような発言をしたようで……。
どうしたらそんな発想になるのか、もはや地球外生命体レベルな謎です。
いつも、「死んだ魚みたいな目」で話す菅総理は、人類滅亡を望んでいる地球外生命体に乗っ取られているんじゃないかと思うほどです。
最初からケチがついていた東京五輪
開催間際の辞任騒動も、一体どうなってんの？と思います。人選をする段階で、しっかりとしたリサーチをしなかったのかと……。
そもそも、最初のエンブレムパクリ疑惑から怪しい方向に行っていたように感じます。
エンブレムパクリ疑惑だけなら、まだマシだったと思いますが、撤回や辞任がどれだけあったのか……。
記憶にあるだけでも、JOC会長の贈賄疑惑、森元会長の女性蔑視発言、容姿侮辱企画などでクリエイティブディレクターが辞任、そして今回の過去のいじめで楽曲担当者の辞任です。
もう、世界中に恥を晒しているとしか思えません。
政府は、どんなに感染者が出ようとも、始まった五輪を中止はしないのでしょう。
私はワクチン接種もまだ先になりそうです。接種券すら来ていませんし、ワクチンは在庫切れになりそうな予感。
この夏は、テレワークできる仕事だけをして、じっとしているしかありません。
都心から外れた場所に住んでいるのがせめてもの救い……、な気がします。