共感できないアラフィフの結婚 既婚者がマッチングアプリで離婚・再婚

婚活のユウウツ

カップルの後ろ姿

ネットで、50代前後の結婚が増加しているという記事を目にしました。私には興味引かれる記事ですが、ん?と思ったのは『結婚10年の45歳女性がマッチングアプリで「大恋愛」に至るまで』という記事タイトル。すでに、意味不明です。既婚者が「大恋愛」って、つまり「浮気」や「不倫」じゃないの?と思ってしまいました。何となく、いきなりもやっとする始まりです。
記事を読んだ私の感想は、「まるで転職活動みたいだな」です。職場に不満を持ちつつ働いているけれど、いいところがあれば転職したいと思いながら転職活動してみたら、ラッキーなことに良い職場が見つかった。面接を受けたら内定したので、今の職場は退職する決意をして転職、という感じです。

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結婚生活が寂しくてマッチングアプリ?

結婚10年だという女性は、夫との関係に悩んでいたそうです。性格や趣味の違いで、思い描いた結婚生活とは違うことから「結婚生活に寂しさ」を抱いていたそうです。女性は自分と正反対の夫の性格に寂しさを感じていたとありますが、そんなことは結婚前から分かっていたことでは?と思います。

彼女は、そんな結婚生活の悩みを元上司に漏らしつつ、また恋がしたくなったと言います。けれど、結婚生活が寂しくて疲れたから「また恋がしたい」という発想はいかがなもかと。それを「しろしろ、大恋愛しろ」とたきつけた上司や、マッチングアプリを進めた先輩のモラルも疑います。

それとも、今時は結婚していても、マッチングアプリに登録して相手を探し寂しさを埋めるのが普通なっているのでしょうか?

出会い、恋愛、離婚、再婚

私は「結婚生活が寂しい」から夫以外の人と恋愛しても良いという理由にはならないと思います。それに、彼女の「結婚生活が寂しい」から「マッチングアプリ→出会って"大恋愛"→離婚→再婚」に全く共感できる部分はありません。夫の暴力やギャンブルなどから逃げて、そこで知り合った優しい男性と…、というならまだ理解の余地はありますが、マッチングアプリで「積極的に出会いを求めた」のは「積極的な不倫」以外の何ものでもないと私は思います。そして、相手も既婚者、いわゆる「ダブル不倫」です。

こんなケースを「50代前後の結婚」として、まるで喜ばしいことのように取り上げるのには、私は違和感を感じます。彼らが離婚した後に出会って再婚となったのなら喜ばしいことですが、彼らのしていることは、ダブル不倫から離婚・再婚と同じです。

結婚生活に悩んでいたのは分かります。けれど、世の中の夫婦は、相手に不満があるからとマッチングアプリに登録はしません。

記事の中には『夫との関係は、ほぼ破綻していたにしろまだ既婚者。そこは節度あるつき合い』とありましたが、恋がしたくて登録したマッチングアプリでの出会いに、果たして「節度がある」のでしょうか?それに、関係が破綻していたと思っていたのは、自分だけではなかったのでしょうか?
私の考え方が堅いのかもしれませんが、体の関係を持たないことが「節度のある付き合い」だと言うのであれば、間違っているとしか思えません。

既婚者のマッチングアプリ登録が誠実と言えるのか

女性は「マッチングアプリで知り合った相手」が正直に既婚だと打ち明けてくれたから、「なんて誠実な人なのだろうと思った」と記事の中で言っています。けれど、本当に誠実な人が既婚のままマッチングアプリで相手を探すでしょうか?
本当に誠実な人ならば、離婚してから相手を探すと思うのですが……。

アメリカやその他の国では、離婚手続きのプロセスで半年ほど「別居期間」を設ける国があります。離婚申し立てから「考え直す」期間として別居します。その期間が過ぎても離婚の意思が変わらなければ本格的な離婚手続きに入ります。そうなれば、お互いに別の相手とデートしても問題はなくなります。
そんなことから、外国人の場合はマッチングサイトで「離婚予定」というステータスの人がいたりします。

けれど、日本はそうではありません。

この記事のケースでは、それぞれの配偶者はまだ自分のパートナーが「離婚したい」と思っていることを知らされてすらいないようです。彼らの気持ちが「離婚して再婚」と固まってから、お互いのパートナーに離婚を申し出たと言う感じです。
ここに登場する女性が離婚を決意したのも、結局は「次の相手」が決まったからで、そうでなければ離婚には踏み切れなかったのではないでしょうか?
果たして、彼らは離婚の際に「あなたには不満があった。新しい相手ができて、その人と再婚したいから離婚して」と正直に言ったのでしょうか?

全く共感できない 彼らの離婚・再婚

公開プロポーズをしたと言う相手の男性と、それに浮かれた様子の女性。深く傷ついたかもしれない彼らの元配偶者のことなど、考えてもいないのだろうなぁ、と思うと、なんとも嫌な気分になります。人を傷つけて、何浮かれてるの?と。

離婚で苦しい時期を過ごした私は、何の前触れもなく離婚を告げられたであろう彼らの配偶者のことを考えると、そう思わずにいられません。彼らにとって離婚は幸せにつながるものかもしれませんが、それぞれの相手は不幸のどん底に落とされたかもしれないのです。

彼らの出会いから恋愛、離婚、再婚に至る過程を、どう感じるかは人それぞれでしょう。共感できる人もいれば、私のように嫌悪感を感じる人もいます。

ただ、こんなプロセスを経たカップルを、「幸せなアラフィフの結婚の例」のように「めでたしめでたし」という雰囲気で取り上げるのは、どうなのか?と。まるで、相手に不満があれば、さっさと別の相手を探して離婚・再婚して幸せになりなよ!と言っているようにも感じます。

彼らの結婚生活が上手くいかなかったのは苦しかったと思いますし、二人でいるのに寂しい、と言う思いが辛く苦しいことも理解できます。けれど、きちんと離婚してから出会いを探すのが筋ではないの?と。

それが、一度は結婚し添い遂げようとした相手に対する誠意ではないのでしょうか?

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婚活, 離婚, 中高年女性

Posted by Hana