『明日は今日より良くなる』……わけない!

雑感

10月になると、また値上げ地獄が始まります。スーパーで買い物をしていると、以前の倍近くの価格になっている物が多くあります。以前は気軽に買えた物がいまや「贅沢品」です。一体、どこまで値段が上がるのか戦々恐々とします。

物価はどんどん上がるのに、給料は全く上がらないのですから、もうどうしようもありません。仕事を増やすにしたって1日は24時間で限界があります。

最低賃金も来月から引き上げられますが、私の仕事先は「まだ最低賃金じゃないから」と上げる気は全くないようです。もう10年以上1円も上がっていない賃金は、とうとう『最低賃金に薄毛が生えた程度』から『最低賃金に薄毛が一本』な状態になりそうです。

ITの専門職でこの賃金はないだろう、と思いますが『生活がかかっていない人たち』ばかりの職場なので問題がないのかもしれません。むしろ賃金を世間の相場並みにしたら「扶養を外れちゃう!」と言う人がいる予感。

辞めればいいのですが、他の仕事の兼ね合いもありなかなか新しい仕事が見つかりません。

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明日は今日より苦しくなる

そういえば、再改造内閣始動のコメントで岸田氏が「明日は今日よりも良くなると誰もが感じられるような国を目指す」なんて言っていましたが、それを本気で実現する気なんてないよね?と思いました。

「明日は今日より苦しくなる」のが関の山。

一体、どうしたら「明日が今日よりも良くなる」のか、誰もが希望が持てる政策を打ち出し実行してほしいものです。

どうせまた、「それじゃないだろ!」と突っ込みたくなる政策しか出てこないんだろうなあ……。

日本はお金がないと国政選挙には出られません。金持ちしか政治家にはなれない国です。

何不自由なく裕福に生きてきた彼ら(世襲議員ばっかりだし)に、庶民の暮らしなど理解できないし、「お金がない」と言う感覚も全く理解できないでしょう。

「お金はあって当たり前、お金がないなんて意味わかんない」ってところでしょう。

だから、まともな政策が考えられないのだと思います。

分からないなら、庶民の声をちゃんと聞けばいいのに、それもやる気がない。

選挙に勝って、自分たち(とその仲間)の利益を守ることばかり考えて、庶民は税を搾り取る対象としか考えていいないのだと思います。

「貧乏人は上級国民のために税金を払え」と思っているのかもしれません。

金持ちのための政治と仕組み

そもそも、税金のシステムが富裕層に有利な仕組みになっているので、庶民は搾り取られる一方です。

年収1億3千万の経団連のお方が、「消費増税」なんて恐ろしい発言をしていましたっけ。

消費税の影響を受けるのは庶民で、富裕層(上級国民)には消費税なんて痛くも痒くもないのでしょう。消費税導入前、確か贅沢品に対して課せられる物品税(だったけ?)があったと思いますが、消費税導入時に廃止されたと記憶しています。

物によっては15〜20%の物品税がかかっていたので、贅沢品を買うお金持ちには消費税の方が「お得」と言えます。

今、度々話題に登っているふるさと納税だって、お金持ちが得する仕組みです。

職場でも正規雇用の人たちが、当たり前のように「ふるさと納税、今月中にしないと損するよ!」なんて言ってきますが、非正規雇用の私にはふるさと納税などする余裕はありません。

彼らは、まるで「ふるさと納税」はするのが当たり前のように言っていますが、ふるさと納税をしている人の割合は8人に1人くらいなのだそうです。納税している人の13%くらいでしょうか?結局、ふるさと納税で得しているのは一部の高所得者じゃないの?と言う印象です。

お金持ちはよりお金持ちになり、貧乏人は働けど働けど暮らしは楽にならず。

政府は、庶民からとことん搾り取る気です。

正直、金持ちに有利な仕組みばかり考えて、国民(庶民)に寄り添えないと言う点では、日本の政治家も近所の国の独裁者と同じな気がします。

あ〜あ、宝くじでも当たらないかなぁ。……という妄想にいつも行き着く私。

買ってないから当たらないのだけど^^;

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Posted by Hana