23億円の妄想 ナイジェリア詐欺の甘いささやき

雑感

くっそ長い英語のメールが来ました。
久々の『ナイジェリア詐欺』メールです。最近は色々な手口があってオークションサイトなどで、商品を騙し取るパターンが多いのですが、これはベーシックなナイジェリア詐欺です。

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懐かしのナイジェリア(419)詐欺

この手口の詐欺は、ナイジェリアの刑法419条に抵触するので、419詐欺と呼ばれていましたが電子メール化したのは2000年代で、それまでは郵便やFAXだったそうです。

私が初めてこの詐欺メールを受け取ったのもその頃ですが、その時は「おお、これが噂の419詐欺!」と小躍りしてしまったものです。

まだ、こんなのに引っかかる人がいるのか?と思いますが、こんな世の中だし、美味しすぎる話にコロッと騙される人もいるのかもしれません。

送信元のドメインはハンガリーですが、実際のところやっているのはアフリカ地域の人ではないかと思います。

内容は、ざっくり『金持ちの顧客が亡くなってその遺産が3500万ドルあるが、相続する親族がいない(飛行機事故で死んじゃった)。このままだと政府(財務省)に没収されちゃうから、お金が受け取れるように親族になりすまして協力してくれ。書類は全部用意するしノーリスク。やってくれたら半分お金あげるよ』
な感じです。

3500万ドルは、今の為替レートだと46億円くらい。その半分だと23億です。
おぉー、ジャンボ宝くじの2倍以上ではないですか!

これだけあったら、働かなくても悠々自適な生活ができるなぁ、と妄想が広がります!

これに協力すると申し出ると、手数料などの名目でお金を騙し取られます。大金がもらえるのだから、と結構な金額でも払っちゃうのだと思います。

10億円あったら何をする?

それにしても、20億円かぁ。あったらいいなぁ〜と考えてしまいます。
老後の資金の心配も、日々の生活の心配もありません。増税も値上げも、気にならなくなるかもしれません。

さて、宝くじで高額当選すると「道を踏み外すよ」とよく言われます。仕事関係の知人の知り合い(男性)は高額当選して離婚し、女性とギャンブルで道を踏み外したそうです。海外の若い女性は買い物とパーティーであっという間に使い果たしたとか……。

個人的には、大金を手にして道を踏み外すのは男性が多い気がします。または男性が関わっているか。
私の母は宝くじを買うたびに「もしも1等が当たっても私とアンタの秘密。特に男どもには絶対に知られちゃダメ。あるだけ使っちゃうから」と言っていました。

もしも、私が高額当選しても誰にも言わないだろうな、と思います。しばらくは同じ暮らしを続けて、それから引っ越すかもしれませんが、目立つような暮らしはしないと思います。

きっと、最初にやるのはExcelでキャッシュフロー表を作る、でしょうか?遺言もきっちり作るかなぁ。残ったお金は寄付したいところがあるし。

快適なマンションを買って、スーパーで値札を気にせずに食べたいものを買ってみたい、とか
老後はケアの行き届いた快適な施設で過ごしたい、とか
仕事は減らして、無理なく働きたい、とか
のんびり旅行に行きたい、とか

果たして、実際に大金を手にしたらどうなるのかわかりません。こっそり馬鹿みたいなことにお金を使うかもしれません。多分、スマホや電子機器はすぐに新しいの買っちゃう予感。

友人には「10億円当たったら、びっくりして心臓麻痺で倒れるかも〜」なんて言われました。

けれど、断言できるのは「男にはびた一文使わない」です。
私にとって「男ほど信用できない生き物はいない」からで、未だに元夫に使い込まれたお金のことを考えると恨めしい気分になります。

元夫の消息はどうでもよいですが、願わくば「超肥満の不潔なハゲになってろ!」です。幸せにヘラヘラしていたら呪いの呪文をかけたくなるかもしれません。(金返せコンチクショウ!)

今年は離婚10周年。振り返れば色々とあって大変でしたが、あっという間だった気がします。
生活は相変わらず楽ではありませんが、楽ではない生活の中にも楽しみを見つけて過ごしたいなぁ、と思います。

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Posted by Hana