ハンドメイドの憂鬱 オーダー逃げと無言キャンセル

困った人たち

なんだか最近、記事のタイトルが「憂鬱」シリーズになっている!と気づいた私。単なる偶然なのですが、今日も「憂鬱」シリーズです😅

私の仕事のひとつ、ハンドメイド制作。作品販売を始めた頃、私はオーダー品の受付はしていませんでした。販売もいわゆる「ハンドメイドサイト」ではなく某大手ECサイトでした。けれど、手数料が高いことと運営維持費がかかるので、某ハンドメイドサイトに鞍替えしました。
私のように個人で小規模な場合はハンドメイドサイトの方が、シンプルで使いやすいのが良いところです。
ハンドメイドサイトで販売を始めてからは、少しづつオーダーでの制作も受け付けるようになったのですが、これがしばしば困った問題を引き起こします。

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一番迷惑な「オーダー逃げ」

ネットショップ運営者なら、誰もが遭遇する「クレーマー」ですが、ハンドメイド作家のようにオーダーで注文を受ける場合は、「わがままな客」「何を言っているのかわからない客」に遭遇する確率が増えます。彼らは、1点もので再販できない旨を記載した作品に対して「これを作ってください」とだけ書いてメッセージを送ってきます。「材料がないので作れません」と断っても、「似たものを作ってください」と一言だけのメッセージを返してきます。具体的にどのような色でどの素材を使いたいのか聞いても「似たもの」としか答えません。このタイプのお客は、いくつかパターンを提案しても、「イメージと違う」としか言わないので、正直、うんざりします😓

なので、最近は「似たものはお作りできません」(言い方はもっと柔らかくしますが)とお断りします。とにかく、面倒そうなお客は「断る」一択です。

そうして、面倒そうなお客を避けていますが、なかなか避けるのが難しいのが「オーダー逃げ」する人です。
彼らは、最初のメッセージも丁寧で、文面もきちんとしています。作品が出来上がるまでのやりとりもスムースに進み、出来上がりの連絡をすると、途端に反応がなくなります。それまで、24時間以内に返ってきていた返信が待てど暮らせどありません。1週間待って、再度連絡してもなんの反応もありません。

「楽しみにしています!」と言っていたのに、一体どういうこと?

しかも、その人は、「限定素材」ばかりを使った作品を4点注文していました。お値段も結構な金額。
こちらとしては、大打撃です😣

それから何度か連絡しましたが、無反応。
結局、仕上がりの連絡をしてから1ヶ月後、「お返事がないのでキャンセルします」と連絡して、その作品は通常の作品として販売をすることにしました。

このようなケースを「オーダー逃げ」と言うらしく、ハンドメイド作家の間では「迷惑な客」の代表的なものです。

「やっぱりいらない」となったのなら、「キャンセルします」と連絡をするのがマナーだと私は思います。
そもそも、散々注文をつけてオーダーしたものを「やっぱりいらないからキャンセル」できる神経が私にはわかりません。

この類の人は、最初から買う気が無く、嫌がらせをしたいだけの人かもしれません😑

オーダー品の先払いと後払い

私が利用しているサイトでは、決済手続きをしない限り、オーダー品の場合はID名しか分かりません。本名や住所などの個人情報はこちらには分からないので、平気でオーダー逃げできるのかもしれません。その点では、オーダーの受付はリピーターさんだけにするのもひとつの方法かもしれません。

私は仕上がりを確認してもらってから決済、入金確認後に発送、というやり方をしていたのですが、今後は先払いにしようかと思っています。そうすれば、相手の本名や住所、電話番号も分かります。
今まで先払いにしていなかった理由は、途中であまりにも「面倒くさい注文ばかりのお客」を「ご要望にお答えできませんのでお作りできません」と断るためでした。入金を先にしてもらうと、返金処理が面倒ですし、「金を払ったんだから作れ」とゴネられてもさらに面倒です。

うーん、どちらのリスクをとるか、悩ましい……。
いっそ「オーダーの受付」自体をやめてしまおうかとも思います。

「無言キャンセル」と「1点もの」

オーダー受付をやめても、困ったお客はゼロにはなりません。
コンビニ決済や銀行振り込みを選択して、期日までに支払いを行わずにバックレる「無言キャンセル」です。
大抵のお客様は、支払い期限の数日前に「お支払い期限が○日になっております。お支払いが確認できない場合はキャンセルとなりますのでご注意ください」と言う内容のメッセージを送ると「うっかりしていました!」と支払い手続きをしてくれます。ところが、メッセージを無視して支払い期限になり、キャンセルとなる人が時々います。

こんな風に「無言キャンセル」する人は、「とりあえずキープ」という感覚で、「お金払わなきゃキャンセルだから放置」なのかもしれません。ネット通販業界では、よくある困ったちゃんですが、1点ものを扱うハンドメイド作家の場合は、困ったちゃんがキープしている間は、作品は「売り切れ」状態。キャンセル処理してから「1点もの」が再度販売となるのは「なんとも微妙な気分」になります😅

ハンドメイドサイトに「ブロック機能」が付いていると良いのですが、今のところ「迷惑なお客」をブロックする機能がありません。
ブラックリスト機能か何かで、登録したIDの人にはページを表示しない仕組みを作って欲しいところです。

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困った人たち,ハンドメイド

Posted by Hana