終わらないコロナ アフター五輪を考えてユウウツになる

新型コロナの憂鬱

このGW、カレンダー通りの私はあと1日。近所のスーパーへ行った以外はずっと引きこもり状態です。もともとインドア派でオタクな私は引き篭ることがあまり苦にならないので、そうしていられるのかも知れません。

……とは言え、お天気が良いと外の空気を吸いたくなってしまいます。そんな時はコーヒー片手にベランダに出たりしています。散歩にゆけば良いのですが、着替えてマスクして……、と考えると「ベランダでいいや」と😅

スポンサーリンク

自粛できない人たち

けれど、世の中は私のような「外出自粛向き」は少数派なのかも知れません。ふとテレビをつけると(テレビがあるとやっぱりつけちゃう……)人で賑わう観光地や商業施設が映し出されています。

もう、見ただけで具合が悪くなりそうです。もともと人が多い場所が苦手なこともあるのですが、感染力が強いと言われる変異型ウイルスが増えつつある状況で「遊びに出かける」人はもの凄い勇気だな、と思います。

感染者の少ない地域間や地域内で出かけているのは許容範囲内としても、感染者の多い都内から県をまたいだ移動をしたり、逆に都内に遊びに来ている人たちの感覚は、私には理解できません。

どこぞやでは、1万人規模の音楽フェスが行われていて「正気か?」と思いました。

2週間後が怖い……😱 の一言です。

我慢できない人やコロナを軽く見ている事業者のせいで、いつまでたっても感染者は減らず増える一方。真面目に自粛している側にとっては、こんな理不尽なことはありません。引きこもりがあまり苦にならないインドア派の私ですら我慢している事があるのに、そうでない人にとってはもう大変な我慢だと思います。

そして、自粛していない人ほど「政府の対策が悪い」と言う矛盾。

政府の対策がまるでダメなのは明らかですが、それでも、ひとりひとりがしっかりと感染対策し続けていれば、結果はもう少し違ってきたのではないかな、と思います。

我慢できない人たちが、結局、事態を悪化させて自分たちの首を絞めているようにも感じます。

「国民の命よりも五輪」な政府が本気でコワイ

最近は、ニュースを見るとユウウツな気持ちにしかなりません。

国民には自粛を求めているくせに、五輪を「何としても」開催するつもりの政府にはゾッとします。
医療が逼迫していて医療従事者が不足しているのに、五輪のために看護師や医師を差し出せと……。政府の正気を疑います。

まるで、戦時中の召集令状じゃないか、と思います。

国民の健康や命より、五輪を開催する事が大事なのが、よーく分かります。

ワクチン接種も、五輪開催までに高齢者が終わるかどうか(きっと終わらない)、それ以前に医療従事者への接種も済んでいないのはどう言う事?と思います。

なんだか、医療従事者よりも、自民党に票を入れてくれる高齢者を優先した感じで、ものすとーくもやっとします。政治家も五輪関係者も、自分たちの利権や選挙のことしか頭にないのだろうな、と思います。

私の周りでは、五輪中止一択!の人ばかりですが、果たして日本国民のどれほどが五輪開催に好意的なのでしょう?あちらこちらのアンケート調査では7割ほどが「中止した方が良い」のなのだそうです。某サイトのアンケート結果では「延期」を合わせると8割以上がこの夏の五輪開催に反対となっていました。

政府と五輪関係者は、国民の意見なんて聞く気がないのでしょうねぇ……。

私には、この状況で開催しようとしている五輪が「不要不急」以外の何者でもないと思います。国民の健康と命を危険に晒してまで開催する価値のあるものなのでしょうか?

五輪開催後の日本の感染状況を考えると恐怖以外ありません 😱

未だに「性善説」に基づいた、ゆるゆるな日本の感染対策で、五輪はコロナウイルス見本市になる気がします。あらゆる変異型が揃って、さらにそこからもっと始末に悪い変異型ができるかも知れません。

五輪を強行開催しようとしている人たちは、このあたり、どう考えているのでしょう?「多分、大丈夫」なんて言うのでしょうか?

国民の命や健康よりも、五輪開催が大切なんて、もう正気ではありません。

スポンサーリンク

Posted by Hana