コロナと聖火リレー 近い未来を想像してユウウツになる

新型コロナの憂鬱

仕事以外では、相変わらず引きこもり気味の私です。全ての仕事をテレワークできるならそうしたいのですが、そうも行きません。新年度が始まり、また若者たちの巣窟で仕事をしなければなりません。

聖火リレーはあちこちで「密」になっている事が問題になっていますが、「密」になる程の人が聖火リレーを見物に行く事にちょっとびっくりしました。

インタビューで「オリンピックも楽しみにしています」とか「ワクワクしました」と答える人たちを見ていると、世の中の人たちはオリンピックの開催に好意的なの?と思いました。

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聖火リレーに群がる人たちの不思議

私は聖火リレーを見に行く気分にもなりませんし、そもそもオリンピックやスポーツにあまり興味がありません。

「スポーツで感動を」なんて言われても、興味のない私には「スポーツで感動の意味がわからん……」と感じてしまいます。スポーツが大好きな人ならば、感動や希望をもらえるのだと思いますが、残念ながら私はそうではありません。

聖火リレーに群がる人たちを見ていると、感染者が増えている状況で、なぜあんなに人が集まっているところに行けるのか?と不思議です。

彼らは「自分たちは感染しない、大丈夫」と思っているのでしょうか?そう思っていなければ、あの中にはいられない気もします。

私にはウキウキと聖火リレーを見に行ける人たちの気持ちは、どうしても理解できません。聖火リレーを見ても憂鬱な気分になるだけです。

本気でオリンピックやるつもりなんだ……、と。もう、ぞっとします。

一体、どれほどの人たちが、この夏のオリンピック開催を楽しみにしているのでしょうか?

私の周りに人たちは「延期または中止」なのですが、世の中の人たちの多くは開催を歓迎していて、そうでない私が少数派なのかとすら感じます。

Google AI の予測では、今月末の感染者は恐ろしい数字になっています😱

あくまで予測ですが、テレビに映し出される聖火リレーや街中の多くの人を見ていると、こうなっても不思議ではないと思います。

自分がどれだけ感染対策していても、感染する時には感染してしまうのだろうな……、と憂鬱な気持ちになります。

感染リスクのある職場は辞めたくなりますが、それ以外の仕事はコロナの影響でほぼゼロなので、辞めてしまったら生活ができません💦

映画『エリジウム』とコロナの世界

最近、空気清浄機能のついたエアコンだったり、おうち時間を楽しめる住宅だったり、感染症に対応した商品やサービス、住宅の広告をよく目にします。

私はそんなものを見るたびに、お金持ちの人たちは安全な場所で仕事したり生活できるけど、そうでなければ感染リスクのある場所で暮らしながら、やっぱり感染リスクの高い仕事をするしかないのだろうな、と思います。

アメリカの映画『エリジウム』だったと思いますが、一握りのお金持ちは空に浮かんだコロニーで安全で豊かな生活をし、そうでない大多数は荒廃した地球で過酷な労働をし、十分な医療も受けられない世界が描き出されていました。

その映画を見た当時は、単なるSF映画として楽しめたのですが、今は「近い未来」のように感じます。

コロナ禍で、テレワークできるのは大企業などの恵まれた環境の人で、ステイホームをお取り寄せなどで楽しめるのも生活に余裕のある人たち、GoToトラベルやイートなどの恩恵に与れたのも金銭的に余裕のある人たちです。彼らは感染対策の設備にお金を使ったり、安全な家に住み替えたり、移住したりすることもできます。

けれど、コロナの影響で収入が激減したり解雇されたりした人も多くいます。私もどちらかと言うとそちら側です。

「ちょっと贅沢な」お取り寄せなんてする余裕も、旅行や外食をする余裕などありません。

感染リスクを心配して仕事を選んでいたら、家賃も払えなくなります。

富裕層は安全な場所で豊かな生活を送り、そうでない多くの人たちは富裕層のために感染リスクの高い場所に住み働く、と言う映画に近い世界にリアリティを感じてしまいます。

感染爆発しても聖火リレー継続するの?

果たして、この夏、本当にオリンピックは開催されるのでしょうか?🙄

オリンピックであらゆる変異ウイルスが入ってきて、ウイルス見本市みたいになるのではないかと、戦々恐々としてしまいます。

Google AI の予測通りに感染者が増えてしまったら、オリンピクどころではないと思います。

感染者が減って、ワクチン接種も順調に進んで、収束の目処が見えたところでオリンピック開催ならば良いのですが、そうなる可能性は低い気がします。ゴリ押しでオリンピックを開催して、悲惨な事にならないのを、ただただ願います。

あとは、自分でできる感染対策をして、生活のために頑張って働くしかありません。シングルは困窮しても行政の助けをほぼ期待できません。

大阪は公共の場での聖火リレーは中止のようですが、東京に来る頃、感染者数はどうなっているのでしょう?Google AI に近い感染者数になっていてもやっちゃうのでしょうか?

今の状況ですら、「聖火リレーやるなんて正気ではない」と思う私は、仕事や食料品の買い出しなど必要な外出以外は避けて、部屋でじっとしていよう、と思ってしまいます。私の中では、去年の1度目の緊急事態宣言の頃とあまり感覚は変わっていない気がします。

開放的になった人たちからは「神経質すぎる!」と言われますが、怖いものは怖いので仕方がありません。

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Posted by Hana