苦手な美容院 セルフカットに挑戦

ファッション・美容と健康


女性なら、美容院はリラクゼーションの場と捉えている人が多いかも知れませんが、私は美容院が苦手です。雰囲気がお洒落な美容院は素敵だと思いますが、何となく自分が浮いているような気がして落ち着かないのです。お洒落な美容院になればなるほど、「お洒落な人じゃないと入れない」気がします。色々と話しかけてくる美容師さんたちにも気を使いますし、手渡されるファッション雑誌も若い人向けでいまいち楽しめません。終わる頃には、ぐったり疲れ、肩まで凝っていたこともあります。

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美容院がストレスになる

時間的にも予算的にも美容院にマメに行ける状況ではないので、ここ数年は年に一度しか美容院に行っていませんでした。
そのことを、美容院で「もっとマメに来て。最低でも3ヶ月に一度は来ないと……」と呆れ気味に言われたり、私の自宅染めした髪を見て、カラーやトリートメントを勧めるので、それを断ると「意識が低い人」の様に言われるのも、気分が良いものではありません。

私だって、美容院でマメに綺麗な髪にしてもらえるなら、そうしてもらいたいですが、そうできない経済的理由があるのです。せめて、カットだけでもしてもらおうと行った美容院で「美意識の高い」美容師さんたちに「ズボラな人」として扱われるのはとてもストレスです。

美容院が苦手でも、伸びた髪をカットしないわけにもいかないので、そろそろ美容院に行って切ってもらおうかと考えていました。白髪染めも大変なので、束ねられる長さギリギリまで短くしてもらおうかな、と。でも、また「1年ぶりですね。もっとマメに来ないと……」と言われると思うと、それだけで行くのがユウウツです。

そこで、ふと思ってしまったのです。

どうせ束ねるなら、自分で切っちゃう?と。

気分爽快セルフカット

世の中には、「セルフカット」と言って、自分で髪をカットしている大人の女性も少なくない様です。ネットで検索してみるとカットの仕方が動画で紹介されていたりします。時間やお金の節約という目的もありますが、それよりも自分でカットするのはとても楽しそうです。

失敗したら、美容院で切ってもらえばいいし、面白そうだしやってみようか。
何と言っても、自分で髪をざっくり切るのは、気分爽快な気がしました。

私は、シャンプーをした後に、出来るだけまっすぐになるように髪を乾かして、いくつかのブロックに分けてゴムでまとめました、そのゴムをずらして切る位置の目印にし、よく切れる布きりばさみで、ザクッと切りました。

何とも言えない爽快感。髪の毛を切るのってこんなに楽しいんだ、と思いました。
ばっさり20センチほどカットした後、お湯で流して髪の癖がでるように乾かしました。くるっくるのくせ毛なので、上手い具合にゴマかされた感じです。最後に梳ばさみで毛先を軽くしていくのは鼻歌を歌いたくなるような楽しさでした。

「あぁ、セルフカット、癖になりそう」と思いました。

美容院から足が遠のいた理由

私は40代になるまで、ずっと縮毛矯正をしていましたが、お金も時間もかかり、満足できる仕上がりになることも滅多にありませんでした。初回はいい感じに仕上がるので、その美容院に続けていくのですが、何度か行くと不思議なことに仕上がりが良くなくなってくるのが常でした。縮毛矯正した根元が折れていたり、毛先が縮れるようになったり……。
特にお洒落でもなく、細かい注文をつけることもなかったので、「このお客は適当にしておけばいい」と思われていたのかもしれません。何よりも、4〜5ヶ月に一度しか美容院に行かない私は、美容師さんたちにとって「歓迎できないお客」だったのだと思います。
くせ毛で髪の量も多いので、乾かす途中で「ほんっとうに髪が多いね。はぁぁ〜」とため息をつかれたこともあります。

私にとって、美容院は寛げる場所ではないので、自然と足が遠のきます。ぐったり疲れて、満足出来る仕上がりにならないなら、楽しく「セルフカット」した方がずっといいです。
プロから見れば言語道断、美にこだわる女性からは「女を捨てている」と言われそうですが、しばらくは「楽しいセルフカット」で行こうと思います。

束ねられるギリギリの長さに切った髪を下ろして職場に行ったところ、「へ〜、短くしてパーマもかけたんだ。いいね」と言われたので、周りの人は、私が自分で切ったとは思っていないようです。

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Posted by Hana