バレンタイン 義理チョコ文化よいつまで続く?

雑感

ゴディバが「義理チョコをやめよう」という広告を大きく出したことから、世間では義理チョコの賛否両論が持ち上がっているようです。夕方の情報番組でもリモコンを使った投票が行われていたらしく、その結果は賛成派がわずかに反対派を上回っていたと言います。その結果を聞いたとき、私は少しびっくりしました。日本の大半の女性は「義理チョコ賛成」なのだ、と。
ただ、その番組は午後7時前に放送されていたものだというので、会社で義理チョコを配らなければならない当事者たちの多くは、早くとも帰宅途中です。なので、午後6時から7時の時間帯にテレビを見られる人たちの賛否ということになります。

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逃げられない職場の義理チョコ

個人的には、義理チョコは反対です。時間とお金をかけて「義理のない」人へのチョコも買わなくてはならないからです。少人数の部署や会社ならそれほど負担でもないでしょうが、男性が多い職場では大変です。
会社勤めをしていた頃、もうン十年前ですが、「配布しなければいけない男性社員」が25人程いました。一人500円としても10,000円以上の出費、安月給だった私には、大きな負担でした。けれど、全員に配らなければならないという暗黙のルールがありました。
今なら、大箱を買って「みなさんでどうぞ」とやってしまいますが、まだ若かった私は一人でそれをする勇気もありませんでした。

毎年、バレンタインが近づくと、男性社員の数を数えながら気が重くなったものです。

職場以外での義理チョコ事情

現在は、幸運にも、どの職場にも「義理チョコ」の習慣はありません。
仕事の場では、その職場の習慣に合わせますが、困るのは仕事以外の場です。例えば習い事など「先生のためにみんなで買うから」と集金に来られたら払わないわけにはいきません。個人で渡せば「あの人は渡さなかった」などと言われたり、先生によっては「くれた人・くれなかった人」によって待遇を変えるケースもあります。渡せば渡したで「あの人のは安物・この人のは高級」という類の発言をする人もいます。習い事やグループの主宰やリーダーが女性だったりすると、特にその傾向が強くなるように感じます。

その場によって、面倒臭い状況になりそうな場合は「義理チョコ」に参加するしかありません。

バレンタインにチョコをもらえば、「ホワイトデー」にお返しをしなくてはなりません。男性は、このあたりをどう考えているのでしょうか?お返しをするの、大変だと思うのですが……。貰ったものより高級なものを返さないと「あの人はケチ」なんて言われてしまったり。
以前の職場に、「義理チョコ」を要求しておいて「お返し」はしない、と豪語していた男性もいましたが、職場ではよい選択とは言えないでしょう。

終わらない義理チョコ文化

「日頃の感謝を伝えたい」から「義理チョコ賛成」という気持ちも分からなくはありませんが、そう言ってしまうと「義理チョコ反対派」は「感謝の気持ちがない」と言われかねません。「チョコで感謝の気持ちをつたえましょう」なんて、正直なところ製菓メーカーの戦略としか思えません。
感謝の気持ちを表すなら、普段から言葉で伝えても良いはずです。

そもそも、バレンタインデーは「カップルの愛の誓いの日」です。もっと元をたどれば、ローマ皇帝の迫害で殉教した聖ヴァレンティヌスの記念日で、キリスト教徒の祭日だったそうです。
それがいつの間にか、日本では「女性が男性にチョコを渡して愛を伝える日」になり、果ては「義理チョコで感謝を伝えなければならない日」に変貌しています。一体、どこが最初に「義理チョコ」なんて始めたのでしょう?

「義理チョコ」のあるなしが、それ以降の人間関係に影響しないと言えないのが難しいところです。きっとそれが「義理チョコ」をやめられない理由の一つではないかと思います。

今日も、恐ろしいほど混み合うチョコレート売り場の横を通り過ぎながら、
「義理チョコ文化よ、いつまでつづく」
と思ってしまいました。

そういえば、バレンタインが楽しかったのって、高校生くらいまでだったなぁ……。

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バレンタイン, 義理チョコ

Posted by Hana