ネットに潜むロマンス詐欺師たち 「金」の話が出たら即アウト!

婚活のユウウツ

最近、「ロマンス詐欺師の被害にあった」と言う話をよく見かけます。ニュースや情報番組のトピックにも取り上げられているようで、コロナ禍でのステイホームが影響しているとか……。出会いの場をネットに求める人が増えれば、詐欺師にとってカモが増える「ビジネスチャンス」というこのなのでしょうか?

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会ったこともない相手を信用してはいけない

私がロマンス詐欺師を『釣り上げて』楽しんでいた(かなりオタクがこじれてた感じ……)のは5年くらい前ですが、その頃よりも手口はさらに巧妙化している印象です。

音声通話やビデオ通話はなりすましがバレるので拒否する詐欺師が多かったのですが、最近はディープ・フェイクを使ってなりすまし、相手を信用させているそうです。

相手がビデオ通話で顔を見せても、会ってもいない相手を信用してはならないと言うことです。

以前は、パスポートなどの身分証明書も「明らかに捏造しただろ!」と言うヘッタクソな画像が送られてきましたが、その辺りもきっと巧妙化しているのだろうな、と思います。

今時のロマンス詐欺師の手口はどうなっているのだろう?と変な興味が湧きますが、また以前のように詐欺師を釣り上げる気力は湧いてきません。もともとしょぼかった語学力も、すっかり忘却の彼方。それに、奴らのためにエネルギーや時間を使えるほど暇でもありません。

最新技術を駆使するロマンス詐欺師たち

ある漫画家の方は7000万以上騙し取られたそうです。その金額にびっくりしつつ「そんな金額を詐欺師に送れるなんてお金持ちだなぁ」と思ってしまいました。

私が知っている被害額では最高額です。

その方は、最初は疑っていたものの、だんだんと相手を信用する様になって「マインドコントロール状態」だったそうです。甘い言葉をささやかれ、ディープ・フェイクを使ったビデオ通話で騙され、ことあるごとにお金を要求されていたと。

最近のロマンス詐欺師は組織化され、最新のAI技術を使えるほど儲かっているのでしょうか?ディープ・フェイクを使われたら、私だって騙されるだろうなぁ、と思ってしまいます。

けれど、相手からお金の話が出たら、やっぱり我に返って冷静に考えて見るのが大事です。会ったこともない相手がお金の要求をしてきたら、普通ではありません。道を歩いていて、知らない人に「1000円頂戴」と言われて渡しますか?私は100円だって渡さないと思います。

お金の貸し借りはトラブルの元にしかなりません。

『男には一円の金も使うな!』『石橋を叩き壊して渡らない』私には、お金の話が出た地点で即アウト!なのですが、相手を信じ切っている状態では『愛する人のために』言われるがままお金を出してしまうのかも知れません。

最近のロマンス詐欺師が、どんなふうに展開してくるのか、以前とどれくらい手口が変わっているのかは分かりませんが、とにかく会ったこともない相手からお金の話が出たら、ほぼロマンス詐欺師であると考えて良いと思います。

ビデオ通話は会ったうちには入りませんし、相手が写真入りの身分証を見せてくれても、それが本物だと言う保証はどこにもありません。

ロマンス詐欺師の定番プロフィール

概してロマンス詐欺師たちの職業は、建築・オイル関係、医師や弁護士、軍人(将校)が多いです。そして、配偶者と死別している、離婚しての子供がいる(その子供が病気のパターンも多い)など、同情をさそう設定であることがほとんどです。

彼らは、すぐにサイト外での連絡手段を要求し、数回のやり取りで鳥肌が立つ様な甘ーい言葉を送ってきます(オエッ!)

そして、こちらのことを名前ではなく「ハニー」や「ベイビー」などのペットネーム(親しい間柄で使うニックネーム)で呼ぶこともロマンス詐欺師の特徴です。同時に何人もとやり取りをしているので名前を間違えないためです。

ロマンス詐欺師がお金を要求してくるパターンは、子供の学費や入院費、会いにくるための渡航費、大金が入ってくる予定があるが何らかの理由でお金が動かせず手数料が必要……などなど。

私の釣り上げた詐欺師たちの場合は、職業はオイル関係のコンサル、イラクにいる軍人、将校、そして大学教授などなど。お金の要求理由は子供の入院費、大事な荷物が某空港で止められて手数料が必要、出張先の銀行で事業に必要なお金が引出せないから送金してくれ、などでした。

当然、お金を送ったことはありませんが、お金を要求する詐欺師を無視して『父が入院して高額な医療費を請求されて支払えず困っている。お金を貸してくれないかしら?』としつこく送ってみたら、連絡が来なくなりました。

友人には「詐欺師からお金を巻き上げようとしたのか?!」と呆れられましたが、こっちがお金を要求したらどうなるか反応を見てみたかったんだもの。

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Posted by Hana