ひとり静かに祝う 令和という新しい時代 

雑感

青い空と猫

「日付が変わるだけじゃない」と思いつつ、ネットでライブ配信されている即位の儀式の動画を見てしまっている私。生きている間に、もう一度見られるような儀式じゃないし、冥土の土産(?)見ておこうかしら?なんて思いました。
昨日までは実家で、家の片付けや入院している父の様子を見に行ったりしていました。相変わらず眠ったままの父に「今日は平成最後の日だよ。次は令和だよ」と言ってきました。まぶたが少し動いていたような気がしたので、聞こえていたかも知れません。

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平成から令和への思い出を語る記念の品

さて、私は世間の人たちが平成から令和への移り変わりに盛り上がっているのを見て、「なぜあんなに盛り上がれるのだろう?」と疑問に思っていました。昨日も実家でテレビを見ていると、いろいろな平成グッズを買い求めるために列を作ったり、渋滞も厭わずにでかけたり、ものすごい人でごった返す映像を見て「そこまで欲しい物なの?」と思いました。

そして、弟と母の物を整理しながら、昔の写真やいろいろなものが出てくるたびに「あ、これはあの時のやつだよ」と話している時に、ふと気付きました。
「平成グッズ」を買い求める人たちは、将来、夫や子供、孫たちと思い出の品を眺めながら「この時はね」と語り合うことを思い描いているのではないか、と。

私があの類のものに関心が持てないのは、将来、そんなふうに人生を振り返る相手がいないからではないか、と思いました。

我ながら、なかなか納得できる理由😊、と納得してしまいました。

晴れやかな「即位の日」に思うこと

それでも、何がそんなにめでたいのか、やっぱりよくわからない私。
確かに即位の儀式は晴れやかです。皇室にはさっぱり関心のない私ですが、新皇后になられた雅子さまのことが何だかちょっと心配でした。色々と辛いことや苦しことがあって大変だっただろうに、大丈夫かなぁ、と。でも、動画で見た雅子さまは、とっても美しく晴れやかな笑顔でちょっと安心しました。

昭和から平成に変わった時は自粛ムードで、くらーい感じでしたが、今回は晴れやかでいいなぁ、と思いました。
お天気もいいし、こんな雰囲気だから、みんな盛り上がっちゃうのだろうな、と。どこもかしこも「令和商戦」だし。

昨日行った、実家近くのスーパーには「平成福袋」や「平成・令和まんじゅう」なんてものが売られていました。醒めた姉弟の私たちは😅「なんじゃこりゃ?誰が買うの?」なんて言っていましたが、買っている人がいました。
楽しめるなら、楽しんだ方がハッピーだよなぁ、と思いつつも、父のことや仕事のこと、色々とあってどうにもそんな気分にはなれません。けれど、周囲の気分が明るい方が、自分の気分も良くなるものだな、と思いました。

今日も仕事をする私ですが、明るい気分で仕事ができそうです。

「平成最後の投稿」で新元号になっても何かが変わるわけではないし、期待も希望もないと言った私ですが、新しい時代は心新たに「希望と期待を持って生きられるように頑張りたい」と思いました。
周囲の人たちのように派手に盛り上がる気分はありませんが、希望を込めて静かに「新しい時代」を祝おうと思います。

眠ったままの父が穏やかで幸せな夢の中にいられるように、仕事が少しでも安定して余裕が持てたらいいな、と。さらには、どんな人も幸せで穏やかに暮らせる世の中になるように✨

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シングル,令和

Posted by Hana