衆議院選のユウウツ 夢も希望もない日本

シングルのユウウツ

仕事帰りに、通りで見かけた選挙ポスター。今度の衆議院選、はっきりいってどの候補者にも投票する気になれません。基本的に政治家が嫌いな私は、選挙に行くのは気が進みません。けれど、選挙権を放棄しては文句を言う権利も放棄したことになるので、渋々ながら選挙には行くようにしています。

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政治家の面の皮

今回の選挙はため息しか出てきません。問題を起こした候補者が平気で立候補していて、「どれだけ面の皮が厚いの」と呆れるばかり。女性政治家の不倫問題の真偽はさておき、そんな問題を起こした人が、子供の教育や待機児童問題の解決を語っているのもとても空々しく聞こえてしまいます。本当にやる気あるの?と。

どの候補者も、選挙前に語る政策が空々しくしか感じないのは今回に限ってことではありませんが……。

政治家は面の皮が厚くないと務まらないのでしょうが、そこまでして政治家を続けたいなんて「よっぽどおいしい仕事」なのかもしれません。政治経験のない元アイドル議員などを見ていると、「優秀な政策秘書さえ雇えば誰にだってできる仕事」なんじゃないかとすら思ってしまいます。

国民のことを考えて真面目にやっている議員さんもいるのでしょうが、少数派でしょう。面の皮の厚い多数派には勝てないというのが現実だと思います。

少数派は透明人間

いつものことですが、私にとって魅力的な政策を掲げている候補者は皆無です。中高年の非正規雇用、低所得の問題など、誰も取り合ってくれません。「無責任に好き勝手に生きてきた人間は放っておけばいい」そう思われているのかもしれません。
子育て世帯へのサポートや待機児童解消は大切なことですが、「真面目に生きてきた」困っている少数派のことも少しは考えてくれないのかと思います。
せめて、単身世帯だけに課せられる公営住宅申し込みの条件をどうにかしてくれるだけでもよいのです。

きっと政治家たちは、少数派のことなど考えても自分たちの利益にならないので、取り合わないのでしょう。
少数派じゃ、票になりませんものね。
単身者は税金を取られる一方で、困った時は助けてもくれない、そんな日本にも政治家にも、私は期待や希望を持つことができません。

政治家による政治家のための政治?

政治家たちは、一体何のために政治家を志したのだろうかと思います。今の彼らを見ていると「本当に国民のことを考えているの?」と思います。私は自分の名誉や利益しか考えていないのではないかと感じます。
特に、お金の苦労を一度もしたことがない政治家に、一般的な国民の暮らしの何がわかるのかと思います。月給20万以下で賃貸アパート暮らし、欲しいものや食べたいものも我慢する生活が、彼らにわかるのでしょうか?

政治家のほとんどは「お金なんてどうにかなる」「お金がないのは怠けているから」などという人が殆どではないでしょうか?確かに、怠けていて貧乏な人もいるでしょうが、ほとんどの人は真面目に働いているのです。
スーパーで、鶏モモ肉が高いからムネ肉を選択したり、258円のほうれん草が高くて買えない気持ちが、政治家たちにわかるのでしょか?
子供が欲しがるお菓子を家計の都合で買ってあげられないお母さんの気持ちがわかるのでしょうか?

夢も希望もない日本の政治

政治家は、自分たちの利益や地位を守ることばかり考えている様にしか思えません。
そして、一部の政治家は戦争をしたがっている様にすら感じることがあります。きっと戦争が起きても、それを始めた国のトップたちは戦争に行くわけでもなくシェルターに逃げ込んだりするのでしょう。
被害を被るのは、どの国も一般国民です。

核なんて、みんな一緒に宇宙に捨てればいいのに。

と思ってしまいます。

消費税だって、そもそも最初に導入された時に「福祉目的」って言っていませんでしたっけ?それをまた同じ様なことを言って税率をさらに上げようとしています。今までの消費税、何に使っていたわけ?と聞きたくなります。

政治家の皆さん、政治は国民のためにあるのです。あなたの利益や名誉のためではありません。
(って、そんな人たちがこの記事を見てるはずもないですが)

私は国にも政治家にも期待していません。期待できるのは自分自身の努力のみです。
このままいけば、間違いなく破綻するであろう自分の老後を何とか変えようと自分で努力を重ねるしかありません。
負けてたまるか!です。

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選挙

Posted by Hana