アメリカの離婚制度の悲劇 したたかな日本人妻

離婚ストーリー


アメリカ人の友人が離婚しました。離婚申請から別居期間を経ての離婚成立です。アメリカ在住で結婚12年、彼の妻は日本人で3人の子供がいましたが、妻からの申し立てで離婚となりました。
離婚申請時、彼は妻の不貞を考えもしませんでしたが、手続きが進むうちに彼の妻には、もう何年も前から日本人男性の愛人がいたことが分かったのです。

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No-fault Divorceの悲劇

アメリカの離婚は、全ての州で配偶者に明らかな落ち度(浮気や家庭内暴力など)がなくても離婚請求ができる「No-fault Divorce」です。
10年以下の結婚生活の場合は、財産分与はありません。10年以上の場合は自分に非がなくても問答無用で50%の財産を取られ、相手の収入が自分より低ければ生活費のサポートまでさせられてしまいます。子供がいれば、親権や養育費、面会など大変な手続きや裁判があります。離婚の手続きは州によって異なりますが、離婚までに時間も手間もお金もかかります。

そして、このNo-fault Divorceは、大抵どちらかが泣きを見ることになります。このA氏の場合も、泣きを見たのはA氏です。そのA氏の許可の元、彼の離婚について、書きたいと思います。

A氏は、基本的に真面目で優しい人物です。もちろん浮気もなく、妻と子供を幸せにしようと努力をして来たことが分かります。けれど、彼の妻、Kさんは嘘が上手で自己中心的、一筋縄でいく人物ではありませんでした。

浮気していた妻

離婚に必要な書類を揃えている最中に、A氏は共同で使っていたPCの中に、削除し忘れられていたKさんのメールを見つけました。そこには、Kさんが親友に愛人への想いを語っているものや、A氏への不満が綴られていました。

妻の浮気を疑いすらしていなかった彼は、それを見つけて衝撃を受けたと言います。
A氏一家は、結婚当初は日本に住み、その後アメリカに移住したのですが、Kさんは日本に住んでいる時から浮気をしていたようです。

Kさんの愛人は、既婚で子供もいる人物で、所謂ダブル不倫です。
アメリカに移住してからも年に二度ほど、Kさんが一人で帰国した際に会っていたようで、その時の帰国の費用は専業主婦だったKさんのためにA氏が全て支払っていました。

A氏は「私は、妻が日本で愛人に会うための費用を支払っていたことになる」と言いました。

愛人の存在を隠し続けてきたKさんは、裁判でそれを指摘されたときに怒りをあらわにしたそうです。それでも、最初は裁判で真実を話さず、「従兄弟」だと嘘をついたと言います。

嘘が上手い彼女は、A氏の母親まで自分の味方に付けていると言います。更にA氏の住む小さな町で、A氏の悪口を吹聴していると言うので手に負えません。彼女の嘘で警察が出てくるような事件も起きたと言うから驚きです。

私の物は私の物、あなたの物も私の物

Kさんは、別居する時に一緒に住んでいた家の殆ど全ての家財道具を持って出て行きましたが、それでは足りず、残っている家財道具など資産のリストをA氏に出すように請求をしたそうです。そしてKさんは、A氏が仕事に使用している古いプリンタまで財産分与の対象だと言ったと言います。彼女は出て行く時に、家にあった日本円も全て持ち去り、銀行にあった子供のためのお金も引き出していたようです。

……にも関わらず、家を売って半分よこせだの、日本で所有しているマンションを売ってそのお金を全部自分によこせと主張しているらしいのです。

子供と日本に帰れない妻の怒り

おそらく、彼女は夫から全てのものを奪い去りたいのでしょう。
その理由は、子供を連れて日本に帰国できないことが原因のようでした。自分の思い通りにならないことから、A氏に嫌がらせのようなことをしているらしいのです。

私はA氏の話しか聞いていませんので、実際に夫婦の間に何が起こったのかはわかりません。けれど、どう考えてもA氏が嘘をつくようには思えません。バカ正直で若干ツメが甘く、「だからKさんに舐められるんだよ」と思うほどです。

友人として付き合っていて「イラっと」来ることはありますが、それは誰にでもあるようなことで、大きな問題ではないと思うのです。けれど、Kさんにとって我慢できない何かがあったのかも知れません。

それでも、愛人を作って何年も相手を裏切って良いわけではないし、相手を陥れるような嘘をついて良い理由にはなりません。

普通の神経なら、自分が裏切り行為をしている後ろめたさから、ここまでは出来ないと思います。けれど、彼女はそんなことは棚に上げ、平気で嘘をついたり、思い通りにならなければ逆切れのごとく、相手から何もかも奪おうとしているのです。

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国際離婚, アメリカ

Posted by Hana