貧乏と趣味 バレエをもう一度

マイライフ

生活が厳しくなると、どうしても諦めなければならないことが出てきます。その代表は「趣味」だと思いますが、私にもずっと続けていた趣味がありました。数年前まで続けていたクラシックバレエです。
クラシックバレエは、お金がかかります。週に一度レッスンを受けるだけなら月に1万円もかかりませんが、発表会に参加したりすると、バレエ団やスタジオにもよりますが、十万円単位の出演料とそれ以外にレッスン代もかかります。
それでも、私は踊ることが大好きで、毎月少しづつお金を貯めて発表会にも参加していました。

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一生踊り続けたかったバレエ

大好きだったバレエですが、離婚後はそんな余裕もなくなり、辞めざるを得なくなりました。元夫のおかげでコツコツ貯めていた貯蓄は消えて無くなり、仕事も減っていた私には、バレエを続けることはできなかったのです。

私が最後に所属していたバレエスタジオは、とてもお金がかかるところでした。最初はそうでもなかったのですが、だんだんと追加の費用が必要になったり、予定していなかったレッスンを受けなければならなかったりして、最終的には月に2万5千円くらいかかるようになりました。週に2〜3日、合計5クラスほどを受けていたと思います。

それでも、レッスンは楽しく踊ることは大好きだったので、何とかレッスン代を捻出していました。

けれど、ビジネスパートナーに裏切られ、メインだったクライアントを無くしてしまった時、レッスンを減らさざるを得なくなりました。週に2クラス、レッスン代は1万円少しになりました。
大変でしたが、それでもバレエをやめるということは、私には考えられませんでした。
細く長く、80歳まで踊り続けたい、そんなふうに思っていました。

余裕がなければ続けられない趣味の世界

けれど、あることがきっかけで、私はバレエから離れる決心をしなければなりませんでした。
その年の定期公演(という名の発表会)に、私は経済的な理由で出演できないことを担当者に伝えました。すると、彼女は私が捻出できる金額を聞き、その金額で良いので出演してくれと言いました。
私は、迷いましたが「最後に舞台で踊って終わりにしよう」と思い、その申し出に甘えることにしました。

配役や振り付けも決まり、練習が始まってしばらくしてから出演料の支払いについて各自に知らされました。最終的に支払う金額と振込先を記載した紙が配られたのですが、そこには最初の話とは違う倍ほどの金額が記載されていました。
担当者にそのことを確認すると「あら、ごめんなさい。思ったよりもお金がかかっちゃって〜」と言うのです。

頑張れば支払えない金額ではありませんでしたが、正直「趣味」にそれだけの金額を使えるような状況ではありませんでした。生活が厳しいのに「贅沢な趣味」は分不相応です。私は、まだ代役が見つけられるうちに辞めようと決心しました。
渋々ですが担当者も事情を理解してくれ、公演には参加しないことになりました。と同時に、私はそのスタジオから去りました。

バレエはお金がかかる、と言うのは本当

バレエを習っている人は、経済的に余裕がある人が多い様に感じます。レッスン代や発表会にお金がかかりますが、それ以外にもレオタードなどのレッスン着にもお金をかけ始めたらキリがありません。
特に、大人からバレエを始めてハマってしまうと、どんどんお金をかける傾向にあります。以前所属していたスタジオには毎回違うレッスン着で登場する方もいましたし、高いトゥシューズを躊躇いなく何足も購入している方もいました。
時間もお金も余裕がある主婦の方々も多く、ほぼ毎日レッスンに通い、いつも素敵なウェアを身にまとっていました。

私は、少しだけ余裕があるときに購入したレオタードをずっと愛用していて、バレエに思う存分お金をかけられる人たちが羨ましく感じました。トゥシューズも限界まで履くのがお約束でした。

今も、テレビなどでバレエを踊っているのを見ると、また踊りたいなぁ、と思います。
1年後には、もっと収入を増やして、またレッスンを受けるのが、今の私の目標です。

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貧乏, 趣味, バレエ

Posted by Hana