「子供を産まないのは自分勝手」発言 デリカシーも想像力もない政治家たち

困った人たち

困った顔の猫

先日、ネットニュースで、自民党の某議員さんたちが少子化問題に対して「子供を産まないのは自分勝手」だとか、貧困問題に対して「食べるに困る家はない。こんなに素晴らしい幸せな国はない」と発言したそうです。
電車待ちの合間にそのニュースを読んだ私は、何とも情けない気持ちになりました。日本を動かしている政治家たちは未だに、女性を子供を産む道具のように考え、庶民の暮らしを見ようともしません。

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庶民の暮らしを知る気、あるの?

私は、政治家たちのこんな発言を目にしたり耳にしたりするたび、政治家というのはなんて世間知らずなんだろう、と思います。自分たちが生きている「富裕層」の暮らししか知らず、時代遅れな思考回路を持ったまま、それを変えようともしません。
もとい、彼らには庶民の暮らしを知る気も、化石のような価値観を変えようとする気すらないのでしょう。

都合の悪いことが起きれば「記憶にございません」で片付ける。そもそも首相が、明らかに真っ黒なものを見せられても、白いというのですから、腐りきっているとしか言えません。

子供を3人は産めだの、子供を産まないのは身勝手だのと言いますが、世の中には望んでも子供を持てない女性もいるのです。誰もが結婚でき、子供が持てる世の中ではないことに、なぜ政治家のお偉い先生方は気づかないのでしょう?それとも、気づいていても「見なかったこと」にしているのでしょうか?
貧困問題に対しても「食うに困る家はない」と言いますが、今の時代だって日々の食料に困っている人はいますし、貧困が原因で餓死する人だっているのです。

公人である政治家が、こんな差別的で、思いやりも配慮もない、偏った発言をすることには、神経を疑います。「バカなの?」とすら思ってしまいます。
彼らは「俺様は先生様だ。下々の言うことなぞ耳を傾けなくても良い」と思っているのかもしれませんが、本来、国民のために働くのが政治家というものではないでしょうか?私たちが一生懸命働いて納めた税金から給料をもらっているのですから、勘違いしてもらっては困ります。

今の政治家たちを見ていると
「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない」
と言う、マリー・アントワネットの言葉が頭に浮かびます。

お金に苦労したことのない人たちが政治をしているのだから、世の中が良くなるはずもないか、なんて思ってしまいます。

経験しないとわからない「庶民の暮らし」

10年前の自分が書いた記事を見ながら思うことの一つが、「体験しないとお金がない生活は理解できない」と言うことです。当時、私は同世代よりも収入があったのに、いつも「お金がない」と言い、ワーキングプアは「本人が怠けているから」「能力が低いから」だと思っていました。
けれど、離婚後、自分が本当の「低所得者層」になって「生活をするのが大変」と言う感覚を知りました。そして、ワーキングプアも決して怠けているからでも、能力が低いからではないと知りました。

そんなことから、お金に苦労したことのない政治家が、一般庶民の生活を知るのは不可能に近いことではないかと思います。経験していないことを理解するには、努力と想像力が必要だからです。真剣に少子化問題や貧困問題を考える前に、まず知らなければいけないことを、彼らは知ろうともしません。

彼らは私腹を肥やすことには努力を惜しみませんが、こちらの方面にはさっぱり努力をしないようです。特に、自分たちの票につながらないマイノリティの問題には、真面目に取り合う気などないように感じます。

そして、一番始末に悪いのは、彼らが「低所得者層の暮らしを知らない」と言うことを知らないことです。だから、知ろうと言う努力もしていないように感じます。

富裕層の政治家たちは、どこかで低所得者層をバカにして見下している節もあります。そして、彼らは心の中で思うのではないでしょうか、「ああ、俺(私)はあんな貧乏人じゃなくてよかった」と。

世の中には、まっとうな考えを持った政治家もいるのかもしれませんが、私は政治家を尊敬することはできません。

お金の苦労を知らない政治家の先生方には、是非、2年ほど年収200万で一人暮らしをして欲しいと思います。働いても働いても収入が増えない、高いスキルを要求された挙句、その対価が支払われないことがあること、食べたいものを高いからと我慢する気持ち。そんな中で結婚し、子供を育てるなど不可能だと感じること。

そして、収入に対してバカ高い社会保険料や税金。

頑張っても頑張っても、暮らしは楽にならない。政治家のお偉い先生方には、ぜひこの暮らしを体験して視野を広げて欲しいと思います。

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貧乏, 困った人たち

Posted by Hana