親の死と向き合うこと ストレスと罪悪感

マイライフ

光と女性

父のこと、仕事のこと、生活のこと、その他諸々。未だかつてないストレスで、私の脳内では化学物質の分泌がおかしくなっているようです。神経伝達物質という化学物質で、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどがあります。それらが神経細胞と神経細胞の間で信号を伝えています。

ストレスなどで、この中のセロトニンやノルアドレナリンが減るとウツになっちゃいます。
ドーパミンが増えすぎると統合失調症になっちゃうらしいです。

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人生で最大のストレス

今の私は、明らかにセロトニンとノルアドレナリンがサボっている感じです。そろそろマズイかも、という気もしますが、ここはひとつセロトニンとノルアドレナリンに頑張って分泌してもらうしかありません。(頑張って出せ!)
どうしてもダメなら、抗うつ薬で脳内の化学物質をコントロールするしかありませんが、まだそこまでじゃない感じです。

しなければならない事、やりたい事、たくさんあるのに一向に捗りません。ストレスのせいか身も心もぐったり疲れて、1日が終わる頃には頭痛まで始まる始末。

私は比較的ストレスには強い方です。離婚後のウツも乗り越えて、自分の思考パターンも分かっているつもりです。普段はそれをコントロールできるのですが、今回は未だかつてないストレスで、コントロールしきれません。

考えなければならない事、やらなければいけない事が多すぎて、完全に完全にオーバーフローしています。

気晴らしの買い物と罪悪感

意識のない父が、一体これからどうなっていくのか分からないことも、とても不安です。いつ急変するか分からない状態が続くことは、とてもストレスです。楽しみにしていた予定もキャンセルしなければなりませんし、仕事の予定も常に代わりの人を確保しておかなければなりません。それが一体いつまで続くのか?とも思います。せっかく上手く行き始めていた仕事も、今踏ん張っておかないと数年間の努力が水の泡です。

そして、息抜きもできない、緊張した状態が続けば、私も弟も精神的にまいってしまいます。

そんなこんなで、洋服をストレス買いしてしまった私……😅 もう何年も買っていなかったお気に入りのブランドのものです。大好きな洋服を見たり試着している間は、とても楽しかったです。
よく吟味して買った洋服で、決して無駄な出費ではなかったのですが、「こんな時に、楽しく買い物してしまった自分」を何となく責めてしまうのです。

きっと、父はこんな私を許してくれるでしょうし、「どんな時も楽しく生きろ」と言うかも知れません。

やっぱり、私の脳内の化学物質は不調です。
あれこれ考えると泣きたくなったり、ちょっとしたことで悲しくなります。

人の人生はいつか必ず終わりがきます。生きている限り、辛いことはありますし、大切な人との別れも経験しなければなりません。
父に残された時間があとどれくらいあるのかわかりません。意識が戻らないまま死を待つだけの父に対して、一体何ができるのか?どうすれば良いのか?そんなことも全く分かりません。

何も出来ないことが、また辛くもあります。父にしてみれば「何も出来ないものは仕方ないから気にするな」と言うかも知れません。
けれど、私がそんなふうに思うことを、「自分に都合よく考えているだけ」と思う人もいるでしょう。
そんなこんなで、自分自身の「何も出来ない罪悪感」がぐるぐると回るのです。

母が亡くなった後に、父は「いつか必ず人生は終わるし、歳をとれば足が痛くて出来なくなることもある。出来ることは出来るうちにやっておけ」と言いました。

意識のない父を見ていると、
「こんな風になる前に、ちゃんとやりたいことをやっておくんだぞ!」
そう言っているような気がします。

今日の1日を頑張って生きよう

このところ、毎日、父と母のことを考えます。そして、自分自身の生き方を考えます。どう生きて、どう人生の終わりを迎えたいのか、と。

こんな私を、天国の母は「悩んだって仕方ないよ」と思っているかも知れません。
私の育った環境は、裕福ではありませんでしたが、両親はできる限りのことをしてくれたと思っています。そして、私のする判断を、いつも尊重してくれました。2度の離婚に関しても、「まあ、しょうがないな」と言っただけでした。

失敗してもいいから、自分が後悔しないように生きろ、と言うことなのかも知れません。
確かに、2度の結婚・離婚も「結婚したことを後悔しているか?」と言われれば、後悔してはいません。「あれは失敗だった」と思うだけです。

辛くても、悲しくても、ウツになっても、それでも頑張って生きられる私に育ててくれたのは、父と母です。今更ながら、そんなことに気づきました。何があっても自分を信じようと思えることは、両親が、こんな私の生き方を信用してくれたからでしょう。

こんな私の気持ちが、天国の母と、眠っている父に届いているといいな。
「二人とも、大好きだよ、ありがとう」

だから、不安で不安でたまらなくても、何か心安らげる瞬間と楽しいことをつなげて乗り越えていくしかありません。
どうしても辛い日は「今日1日だけ頑張って生きよう」と思います。そうやって、日々がつながっていきます。

人生いろいろ、辛くても悲しくても不安でも、頑張って生きよう!

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父のこと

Posted by Hana