賃貸マンション 壊れた玄関チャイムをワイヤレステレビドアフォンに

玄関に付いているチャイムが壊れたので、ワイヤレスタイプのカメラ付きドアフォンを設置しました。
築40年の古いマンションなので、玄関についているのは『ピンポーン』と音が鳴るだけのチャイムですが、それが、押してもならなくなったのです。
最近、物騒な事件も多いし、どうしたものか……と考えた結果、配線工事が不要なワイヤレスタイプで設置できるものを探すことにしました。
工事不要 磁石で扉にピッタリ、なインターフォン
賃貸物件なので、玄関に取付けられているチャイムを勝手に取り外すことは出来ないので、扉に磁石で取付けられるものがベストです。
そして、私が選んだのは、最初からドアに磁石で取付け出來るようになっている、エレパのワイヤレステレビドアホンです。同じシリーズの製品がいくつかありますが、磁石が取り付けられているのはこのDHS-SP2020のみ。
他に候補だったのはパナソニック製のVS-SGZ20Lとアイホン ワイヤレステレビドアホン WL-11です。
この2つは基本的に現状のチャイムを外して取付けるようになっています。取外すには管理会社の許可が必要ですし、取外しは自分で行わなければなりません。現状のチャイムは配線がつながっているので、それを外して絶縁した後、雨が侵入しないようにコーキング処理も必要な予感。
新しいインターフォンも取付ける際に、ドリルでコンクリの壁に穴を開けなければなりません。そんなドリル、持ってないし。
既存のチャイムを取外せない場合は、台座に強力両面テープや強力磁石を自分で取付て、ドアや壁に設置することになります。
ネットには強力両面テープや磁石などを使って、壁や扉に付けた人もいましたが、私の住んでいるマンションの壁はざらざらしていて、両面テープはちょっと不向きです。磁石の場合も十分な強度の磁石を適切に台座に貼り付けなければなりません。…となると、最初から磁石で取付け出来る物が、私にとっては一番です。
シンプルなデザインのWL-11が好みだったのですが、設置を考えるとエレパ一択でした。
届いた製品を設置したところ、しっかりとドアにくっつきました。私の部屋の扉は台風やゲリラ豪雨の時には結構雨が当たるのですが、磁石なので簡単に取外しておけます。
製品のレビューには画質がイマイチとありましあが、私は相手が確認できる画質があればノープロブレム。
チャイムの故障を管理会社に相談しなかった理由
賃貸物件なら自腹を切らなくても、管理会社に言えば修理なり交換なりしてもらえたのでは?と思われるかもしれませんが、私が自分で設置したのには理由があります。
最初は管理会社に連絡して修理か交換をしてもらおうと思いました。けれど、去年の夏に「オーナー負担」でエアコンを交換してもらった後に家賃が上がった経緯があり、「何か修理や交換をすると、また家賃をあげられるのでは?」と思ったのです。
「昨今の経済状況」が値上げの理由になっていましたが、同じマンションの中で値上げされた住人とそうでない住人がいて、どうやらエアコンなど設備交換した部屋がターゲットになったっぽいです。後で理由をつけて家賃を上げるなら、自分で気に入ったエアコンを買って設置したのに、と思いました。
管理会社に「壊れた」と言えば、おそらく交換でしょう。40年以上前に設置されたチャイムが修理できる部品が残っているとは思えません。
ここ2年ほどで退去した部屋はリノベーションされカメラ付きのインターフォンが設置されているので、同じようなものに交換となったでしょう。
配線工事が必要なタイプなので、やっぱり家賃に転嫁される可能性がなきにしもあらず。
そんな心配をするなら、自分で設置した方が気が楽です。
退去する時も、取外して持って行けるので引越し先にカメラ付きのインターフォンがなくても問題ありません。(あるのが一番ですが)
今までは、チャイムが鳴るとそっとドアスコープを覗いて確認していましたが、これからは安心です。時間帯指定した宅配便だと思ってドアを開けたらセールスマンや新興宗教の勧誘だった、と言うこともなくなります。
後は、取付けたインターフォンが問題なく稼働し続けてくれることを願うのみです。