幸せアピールメール その真意は何?

シングルのユウウツ


年に数回、メールで私の生活に探りを入れてくる知人がいます。
40代前半で結婚・出産した彼女が送ってくるメールは、毎回「どんな返事を期待しているのか?」と、返信に困ってしまいます。正直に言ってしまえば、「不愉快」に感じる内容が多いのです。

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幸せアピールメールにげんなり

今回は、ママ友とのお楽しみや、子育ての素晴らしさをアピールする内容が延々と書かれていて、締めくくりは「私はこんな風に、まだまだ人生の幸せな初体験を重ねていくんだね✨」と締めくくられていました。私への質問は書き始めの「元気?」だけでした。

一体、どう反応しろと?と思いました。

ママ友同士での会話だったり、子供のいる人に対して送るなら普通の内容かもしれませんが、もう子供を望めない年齢と立場の私に対して送る内容ではないように思います。毎日顔を合わせて、親しくしている同僚や友人からのメールならまだしも、年に数回メールだけの付き合いです。
独り言のようなメールを送られても、返事のしようがありません。

単純に、自分の幸せをアピールしたいだけなのでしょうか?

人の不幸は蜜の味

「人の不幸は蜜の味」そう言って憚らなかった彼女は、ゴシップが大好きで、友人知人の不幸なニュースをネタに、自分の幸せを噛み締めているような節があったので、バツ付き子供を持てる希望はゼロ、パートナーもなし、と言う私は、彼女にとって「美味しいネタ」なのかもしれません。

婚活をすれば「婚活より仕事じゃないの?人をあてにしちゃダメ」と言い、婚活をやめれば「仕事ばかりしてちゃダメだよ。頼りになる人を探さなきゃ」と、言ってきた彼女。
きっぱり「私は婚活に無駄なエネルギーを使うのはやめた。ひとりで生きる」と言ったことがお気に召さなかったのかもしれません。私はもう「パートナーが欲しくても見つからないから、一人で生きるしかない人」ではないからです。

忙しい年の瀬に、もう子供を持つことができない私に「家族と子供のいる人生こそ幸せ」と送ってくる彼女は、よっぽど暇なのか、何か嫌なことがあってストレス発散したいのか……。

人を「不幸な人」に祭り上げて、幸せを感じる人たち

いくら一人で生きる覚悟をしても、子供や夫のいる人を羨ましく思いますし、一人が寂しいと思うことも変わりません。彼女も長くシングルでいたので、その辺りの気持ちはわかるはずです。実際に、そんな話を彼女としたこともありました。
にも関わらず、人を不愉快にさせたり傷つけたりするメールを送って来るのです。

「Hanaが、結婚していた時に相手の嫌がることを言ったんじゃないの?」と言われそうですが、私が結婚していた期間に、彼女に自ら結婚生活を語ったことはありませんでした。それどころか、彼女に「国際結婚は離婚率が高くて、半分以上は離婚だって」とか相手が年下だということに対して「すぐに若い子がよくなって逃げられちゃうよ」と言われ放題でした。

そんな理由から、今も、私から積極的に彼女とコミュニケーションを取ることをしていません。

20代から30代の頃、「子供っていいものですよ」とか「家族がいるって幸せ」などという内容を、私がシングルだったり離婚したりを知った上で、毎年、年賀状に添えて送ってくる友人はいましたが、アラフィフと呼ばれる年齢になって同じようなことをされると、ぐったりと疲れてしまいます。

一体、何がしたいの?と。

今の私には、彼女達の幸せアピールに付き合って「いいなぁ、家族がいて羨ましい」とか「可愛い子供達がいて羨ましい」なんて返信している程暇ではありません。
冷たいようですが、残りの人生は仕事でもプライベートでも「関わる人」を選んで、それを大切にして生きたいと思っています。

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Posted by Hana