恐怖のハロウィン モラルもマナーもなし

雑感

ハロウィンかぼちゃ

ここ数日ニュースにもなっている、暴徒化するハロウィン。正直、怖いのでハロウィンの仮装をした人たちが集まる場所には近寄りたくありません。仮装し個人が特定できない状態で、さらに集団化することで「何をやってもいい」という心理になるのでしょうか?
ゴミ問題から始まって、集団に紛れて犯罪まがいの行為、さらには明らかな犯罪行為まで行われるのは、もう「異常」としか言えません。
ハロウィンを楽しむ若者たちの言い分は「年に一度だし、楽しみたいから大目に見てよ」ということらしいですが、楽しむことと、マナーやモラルを無視して暴れることは違います。

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仮装より怖いハロウィンの集団

どの時代も若者は「無謀で困ったことをする」ものだと思いますが、今の時代の若者は「度を越して」いるように感じます。SNSなどの影響もあるのでしょう、目立つために周りの迷惑など考えない行動も平気でするようです。もちろん、そんな若者ばかりではありませんが、自分さえ良ければいいと考える人は少なくないようです。

いたって常識的な若者は、問題になっている渋谷のハロウィンに夜は「怖いから近づかない」のだそうです。迷惑行為や犯罪まがいの行為に及ぶのは、どうやら地元以外からわざわざハロウィンのためにやって来る人たちのようです。彼らが「旅の恥はかき捨て」とばかりにやりたい放題やって行くのだそうです。

自治体やイベント会社が「ハロウィンイベント」として仕切っているところは、暴徒化することもないようで、結局のところ、誰かが仕切らないと無法地帯と化すようです。

仕切る者がいない場所では、誰か一人が羽目を外すと、それが周囲にも伝染して暴徒化するようです。それは集団心理の怖いところだと思います。

ハロウィンの由来は古代ケルト

さて、ハロウィンを楽しむという人たちは多いですが、多くの人はハロウィンが何の日なのかを知らないようです。
もともとは古代ケルトの「サウィン」というお祭りです。古代ケルトでは秋が1年の終わりとされ、10月31日に1年の収穫を祝う収穫祭が行われていました。そして、秋が終わり冬がやって来る1年の終わりの日に死者の霊がこの世にやって来ると信じられていました。

それはちょうど、日本のお盆に似ています。その時に、悪霊や魔女もやって来ると言われ、彼らを追い出すために仮面をかぶったりしたそうです。それがハロウィンの仮装の起源のようです。

羽目を外しすぎる若者たちにとって、そんなハロウィンの由来などどうでもよいのでしょう。ハロウィンを口実にばか騒ぎをして、目立つことをし、それをSNSに投稿し注目を集めたい、という具合なのかも知れません。

まだまだ地味だったハロウィン

私がまだ30代だった頃は、今ほどハロウィンはメジャーではなく、大々的なイベントや仮装も行われていませんでした。まだまだ地味なイベントと言う印象で、ハロウィンパーティーと言えば個人宅だったりこぢんまりしたバーだったりしました。そして、集まる人のほとんどはハロウィンを祝う習慣がある国の外国人たちでした。

私も友人に誘われて数回行ったことがありますが、店内ではハロウィンの仮装をし、ゲームなどが行われおおいに盛り上がりましたが、トラブルが起こることもありませんでした。今では、どんな具合かは知りませんが……。

今日も、電車の中には、数人の仮装をした若者グループが大はしゃぎ。ハロウィンを楽しむのは良いですが、周りの迷惑も考えて欲しいと思います。特に、犯罪まがいの行為に及ぶなど言語道断です。

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困った人たち

Posted by Hana