「自称・サバサバ」な女性起業家の背筋が凍るえげつなさ

その時私は30代だった

ゴージャスな女性たち

女性の人間関係は、案外えげつない。「女性は共感する生き物」というだけあって、共感できない人には冷たい態度をとったり攻撃的になる人もいます。大人になれば好き嫌いや感情を抑えて人付き合いが出来るようになりそうなものですが、残念ながらそうでない人も多く存在しているようです。仕事の場でも、好き嫌いや感情中心で物事を進める人はいて、彼女たちに関わることは災難としか言えません😱

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サバサバではなくネバネバ

「えげつないタイプの人」は、なぜか女性らしい女性に多い気がします。彼女たちは美容やファッションに熱心で、手入れされた美しい髪やネイル、ブランドものを身につけ、若さや美しさのためにはお金や時間を惜しみません。

そして、私のような美容やファッションを優先しないタイプの人間を、見下したりバカにしたりします。
彼女たちにとって、最も価値があることは若さや美しさ、女性らしさです。そのせいか、性格的にもものすごく「女性らしい」です。仲間意識が強く排他的、噂話やゴシップが大好きです。プライベートな人間関係なら、苦手な彼女たちを避けて通ることもできますが、仕事ではそうもいかないことがあります。

「女性起業家」と呼ばれる女性の中には、彼女たちのようなタイプも潜んでいて、うっかり知り合いになってしまうと、かなりの確率で「嫌な目」に遭います😅

彼女たちは、見た目や持ち物、肩書きで女性を格付けをします。ここで、私を格下と認定した相手と付き合わなければならなくなると、なかなか大変です。できれば、避けて通りたいところです。

特に華やかな見た目の「自称・サバサバさん」には要注意です。ぜんっぜんサバサバしていません。サバサバどころか、ネバッネバです😣

自称・サバサバな女性起業家の恐怖

これから書くのは、30代の頃、異業種交流会やクライアントを通じて知り合った「女性起業家」たちとの間に起こった「事件」です。この出来事以来、私は華やかでキラッキラした「女性起業家」を避けて通ることが殆どです。今も付き合いのある「女性起業家」は落ち着いた雰囲気の人や、おっさんばかりの神田のガード下で飲めるタイプの人ばかりです。

この記事を書いたのは30代半ばの頃、実際の事件が起きた数年後でした。タイトルは「裏表のある人たち」です。

裏表のある人たち by 15年くらい前の私

言っていることとやっている事、違うよね?

何年か前、新規の業務を始めようとしたときの話だ。
その業務は仕事を貰っている会社と、分野は違うものの内容がバッティングしてしまうので
「一緒に業務をやりましょう」という形で先方に話をすることにした。
それに関わる実務はこちらが全部やって、先方は伝票を作るだけで手数料が入る仕組みだ。

都合が悪いならば、そのときに話し合えばいいのだが、困るのは、その場では快諾しておいたくせに、後になって嫌がらせや陰口を叩く人たちだ。

ウチの仕事を取った、とか
いままで仕事を出してやっていたのに、恩知らず とか

今の私:えっ?仕事もらったの、安ーい仕事一度だけだよね?

私が黙っていて、横から仕事を奪い取ったならそういわれても仕方ないが
いいよ〜、ウチは全然かまわないから!頑張ってね!
って言ったじゃないか。

こういうことを言うのは、なぜか、女性ばかりだった。
ニコニコしながら、『頑張ってね』と言っておきながら
あとで、ネチネチ色々な事をやってくれる。

仕事なんだから、都合が悪いならはっきり言ってくれないと困ってしまう。
言いたい事があるのに黙っていて、後で陰口を言ったり
誹謗中傷と受け取れる噂を流すなんて、子供のいじめみたいだ。

修正するって言ったのに

仕事をしていると、うっかりミスをしてしまう事もある。
速やかで誠意を持った対応を心がけているが、
こんな時も、ニコニコしているクライアントほど要注意だ。

お互いの確認ミスで、印刷されたメールアドレスが違っていた事があった。
同時に2種類のパンフレットを作っていて、パンフレットAが校了になった後、
もう1つのパンフレットBのメールアドレスに修正が入ったのだ。

お互いに、校了になっていたAのメールアドレスの修正をすっかり忘れていたのである。

そして、納品後3ヶ月くらい経ってから先方から「メールアドレスが違う」と
メールが入った。

うひゃー!と思い、即電話したが、相手は
「いやあ、ずーっと気づかなかったんだけどさ、違ってたわー、ガハハハハ!」
と笑っていた。

今の私:あぁ、最強の自称・サバサバのネバネバさんだったね、この人。

しかし、私にとってはとても笑える出来事ではないので恐縮して
「すぐにシール訂正します」
と言ったのだが、相手は「え〜?大丈夫。転送されてくるし」と
へらへら笑っている。

私にして見れば、その笑いがコワイ。

「本当に申し訳ありません。まだ制作費振込んでいただいてないですよね?
この分は値引きさせて頂きますので、請求書を再度発行して送ります」

シール訂正する場合はこちらが費用を負担する事を申し添えると
「えぇ〜?!しなくていいよ!大丈夫だから〜、ホントに」
と言う。

今の私:ぜんっぜん大丈夫じゃなかったけどね

「いえ、ご迷惑をおかけしたわけですから」
そう言って、電話を切り、値引きした請求書を送った。

しかし、いつまで経っても、そのクライアントから入金される事はなかった。

その間、何度か会っていて、
「手違いで入金が遅れちゃって、ごめんなさいね〜」
とニコニコしていたくせに、である。

さらに、そのクライアントつながりのクライアントからは、ぱったり仕事が
来なくなってしまった。

あーあ、きっと、彼女が何か言ったんだろうな……。

今の私:今ならSNSに晒されたかも。おそろしや😱

私は誠意を持って、即対応したつもりである。
彼女にとっては、ミスのなかったチラシの料金もチャラにしてしかるべきと思っていて、私がそうしなかった事に腹を立てていたのかも知れない。

それなら、そうと、言えばいいのに。

以前は、こんなことに遭遇するたび、
自分の態度や対応に落ち度があったのじゃないか?
失礼な事を言ってしまったのではないか?
と色々考えて仕事仲間に相談したりしていたのだが
最近は、やるべき事はやっているのだから、諦めるしかないと思うようになってしまった。

今の私:唯一、制作費を回収できなかったのがこの仕事だったっけ……

未だにピンクのバーキンが怖い

フリーランスで仕事をして20年以上、私が彼女からお金を回収しなかったのは、正直「もう関わりたくない」と思ったのと、回収しようと何かしたら、次に何をされるかわからない、と思ったからです。

今も、彼女の茶色い巻き髪とネイルアートが施されたながーい爪、そして目立つピンクのバーキンを覚えています。

バーキンの彼女は、彼女とも関係のあった私のクライアントに「Hanaさんは間違えたのに、ギリギリに番号を変更した私が悪いって私を責めて何もしてくれなかった」とさめざめと泣いたと、クライアントの男性から聞きました。
私と付き合いが長いクライアントは彼女の話に耳を貸さなかったのですが、残念ながら彼女との付き合いが長いクライアントは彼女の「泣き落とし」を信用してしまいました。

後々、聞いた話では、おっさんキャラだった私をクライアントが面白がって飲み会に呼んだのが、バーキンの彼女は気に入らなかったらしいです。なぜなら、自分がそこに呼ばれなかったからです。(おっさん満載の居酒屋に行きたかったのかどうかは不明ですが……)

彼女のようなタイプは、男性の前では声色や態度も変わり、媚びることを厭わないので、周囲の男性を上手く操って出資させたり仕事を回してもらったりもします。ある意味、商売上手と言える才能かもしれませんが、付き合い方を間違えると酷い目に遭うことがあります。

正直、私は、男女問わず理不尽な理由で仕事を妨害したり、言うべきことをしっかり伝えず「察して」と言い張る人たちをプロフェッショナルとは思えません。そんな人や、そんな人と関わる人たちと仕事をするのは、とてもリスクが高い事だと思います。
会社であれば、組織で上手く対応することもできると思いますが、個人ではなかなか難しいです。
困った人と関わったばかりに、仕事を失っては、たまったものではありません。

そんなこんなで、私は初めてのクライアントと関わる時は、ものすごく慎重になってしまいます💦

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仕事,困った人たち

Posted by Hana