「気付いたら英語話してました!」聞くだけで英語は話せるようになるのか?

雑感

英語を話せるようになりたいと思っている日本人はとても多く、私もその中の1人です。元夫が外国人だった割には英語が話せませんし、当時話せていたレベルの英語も、今ではすっかり退化してしまいました。😅
何とか英語を話せるようになりたいと思いながらも、日本語ペラペラのアメリカ人の友人とは、やっぱり日本語で話してしまう始末……。

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聞き流すだけでは話せるようにならない

結論から言うと、「聞き流すだけ」で英語は話せるようになりません。有名な「聞き流すだけで英語が話せる」教材も、相当意識して聴き、アウトプットしなくては話せるようにはならないでしょう。コマーシャルでは「気づいたら話せるようになっていました!」なんて言っていますが、あの教材で、話せるようになった人は「聞き流さず」「意識して聴き」口まね(シャドウイング)をしていたのではないかと思います。

私は、その教材がまだカセットテープだった頃に、中級コースまで続けました。毎日、通勤時に聞いていましたが、残念ながら話せるようにはなりませんでした。車の中で聞いていたので、運転に集中していて英語を意識して聞いていはいませんでした。まさに「聞き流していた」感じです。

語学は、インプットとアウトプットです。つまり、聞くだけでは話せるようにはなりません。

話せるようになるには継続と「話す」事が大事

「赤ちゃんは聞くだけで自然に言葉を覚える」から「聞くだけで語学が身に付く」という謳い文句がくっついている教材が多くあります。
赤ちゃんと大人の違いは、赤ちゃんはインプットした言葉をアウトプットする環境があるというところです。なので、大人でも、毎日外国人と接する環境のある人は、「聞き流す」教材で話せるようになる確率が高いのではないでしょうか?けれど、英語を話す環境の無い人はアウトプットする機会が無いので「聞き流す」だけでは、残念ながら話せるようになならないでしょう。

某社の教材で「音読」して英語を身につけるという教材を試した事があります。こちらはお手本と一緒に音読をするので、聞き流すタイプよりも効果的でした。
難しいのは「毎日の勉強時間の確保」でした。これが出来るか出来ないかは性格に寄るところでしょう。私の場合は、フリーランスという仕事柄、忙しくなると勉強の時間が確保出来ず、飽きっぽい性格も手伝って、結果的に投げ出してしまうと言う結果になりました。💧

語学を身につけるには、継続する事が大切だと思います。

楽して身につけたい語学 オススメはロゼッタストーン

巷にあふれる英会話教材は数多くあり、私はその中の殆どを試したような気がします。「楽して英語を覚えたい」「朝起きたら英語がペラペラになっていないかなぁ」という考えの私には、「聞き流すだけで英語が話せるようになる」という教材は魅力的でした。けれど、語学を身に付けるのはそんなに甘くありませんでした。😣

一番良いのは、マンツーマンの英会話学校だと思います。他の人に遠慮する必要もありませんし、自分に合ったレッスンをしてもらえます。講師との相性がよければ、とても楽しくレッスンを受けられます。問題は、レッスン料が高額なところです。

予算と効果を考えて、私に一番合っていたのは、ロゼッタスーンという教材でした。英語以外にもスペイン語やドイツ語、中国語と多くの言語があります。聞く、話す、文法とバランスよく学習が出来ます。
ヘッドセットを付けて話す練習もありますので、当時、英語を話す機会がほとんどない私には、とても良かったです。何よりも、楽しく学習する事が出来ました。発音練習では、きちんと発音しないとクリアできないので、きちんとした発音の練習ができますし、英語にイギリス英語と米語の選択肢があったのも良かった点です。

それにしても、この教材、取り扱う会社が変わったからなのか、私が購入した頃よりも、ずいぶん安くなったのね……。

今年は、もう何年も受けていないTOEICテストを受けてみようかなぁ、なんて思っています。今までリスニングでしかスコアを稼げなかったので、文法をきちんと覚えたいところです。

余談:TOEICの試験管、何やってるの?

TOEICと言えば、先日、仕事関係の人が「TOEICの試験監督って、リスニング試験中ずっと座って何か書いてサボってる」と言っているのを聞きました。リスニング試験中に試験監督が何をしているかチェックできるなんて、余裕があるんだなぁ、と素直に感心してしまいましたが……。
どうやら、受験者にはリスニングテスト中に試験管がサボっているように見えることがあるようです。確かに、リスニングテストをスタートしたら試験管は座って、ペンを持ちます。

試験管は、リスニングテスト中に何をしているかというと、リスニング問題がきちんと流れているかをチェックしているのです。試験管の手元には、それぞれの問題番号と選択肢のチェックシートがあり、問題と選択肢ごとに、それが流れたらチェックしていきます。なので、決して座ってサボっているわけではありません。💦

私も数年、TOEICの試験管の仕事をしていましたが、私にとっては胃が痛くなるような緊張する仕事でした。毎回、思うのはただ一つ。「リスニング試験中に何事も起こりませんように。救急車とか通って中断しなくてすみますように」でした。😅

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Posted by Hana