贅沢?半年に一度の歯の定期検診

雑感

私は半年に一度、歯医者で定期検診とクリーニングを受けています。虫歯の早期発見や歯周病の予防のためで、保険も適用され、費用は数千円です。けれど、「歯の定期検診」を贅沢だと受け取る人もいて、虫歯もないのに歯医者に行くのは、経済的余裕のある人だと思っているようです。

スポンサーリンク

歯よりもネイルとエステ?

先日、「今日は歯医者の予約があるから」とお茶の誘いを断ったところ、「独身貴族は違うね〜。歯の定期検診なんて贅沢、私にはできないわ〜」と言われました。

……えっ?半年に一度の歯の定期検診って贅沢なの?と思いました。

そう言った本人は、大の歯医者嫌い。虫歯があっても痛くなるまで歯医者には行かないタイプで、どうやら、「歯の定期検診」=「意識高い系」と感じたようです。
私が「検診とクリーニングなら、3000円くらいだよ」と言うと、「歯も痛くないのに3000円払うのが贅沢」だそうな😅

アナタの毎月のエステとキラッキラのネイル代、私の半年に一度の3000円よりゼロがひとつ多いよね?

と言いたくなりましたが、そこはぐっと飲み込み「虫歯になったら、もっとお金も時間もかかるから、予防、予防〜」と言って、その場からささっと去りました。

歯の治療に多くのお金と時間を使えないので、早めの対策と予防をしているのですが、価値観の違う人から見ると歯の定期検診は「贅沢」に見えるようです。

やっぱり歯は大事

私の親しい人たちは、歯の定期検診を受けている人が比較的多く、中には毎月という人もいます。歯周病や虫歯予防をして、おばあちゃんになるまで歯を残せるように、という考えからです。
ひどい虫歯や歯周病になって歯を失くすことになると、差し歯やインプラント、入れ歯などが必要になるでしょう。
そうすると、その治療に時間もお金もかかります。もちろん痛みも伴います。そして保険の適用外の治療となると、その金額は何十万単位になります。お金がなければ、歯がなくなったままでま放置するしかありません。

歯がなくなったり、歯周病で物が噛めなくなると、とても不自由です。食べたいものを食べることも出来なくなってしまいます。

食べることに無関心な人は気にならないかもしれませんが、「食べる楽しみ」が大幅に減ってしまう人生は、とてもつまらないと思います。私は、おばあちゃんになっても、お煎餅を食べたいですし、カリッと焼いたトーストも食べたいです。

「定期的に通っていても、親知らずが痛くなって抜いたじゃない」と言われそうですが、痛くなってから歯医者を探すのと、すぐに行けるかかりつけの歯医者があるのとでは、気分的に随分と違うのではないかと思います。

普段から歯医者に行っていないと、どうしても「痛いけど、歯医者を探すのも面倒だし」と痛み止めでゴマかしながら放置してしまう人もいるようです。そして、痛みの限界がきて、歯医者に駆け込んだ時には、かなりひどい状態になってしまっていたという話も聞いた事があります。

私のように、親知らずが痛んだ場合は、あっさり抜歯されてしまいますが、そうでなければ、少しでも早めに治療をした方が、お金も時間も、痛みも軽くなります。

「歯の定期検診なんて贅沢」と言った彼女にとっては、歯よりもお肌とネイルが大切なのでしょう。私には、お肌はさておき、ネイルより歯がずっと大事です。

私も歯医者は好きではありませんが、歯の健康のために、これからも半年に一度の定期検診を続けようと思います。

スポンサーリンク

歯医者

Posted by Hana