もはやカオス カルトと政治の不気味な蜜月関係

このところ、政府の面々、特に自民党の議員たちを見ると「げ、統一教会」としか思えなくなってきました。
果たして、どれほどの国会議員が統一教会と癒着しているのかは、まだまだわかりませんが、相当な数でしょう。長いこと日本は統一教会に取り込まれていたのかと思うと、本当に腹立たしい気持ちになります。
腹立たしいを通り越して、不気味。「気持ち悪い」の一言です。
カネ、票、権力のためなら何でもあり?
票のためなら、統一教会の疑惑や犯罪行為を隠蔽し、擁護する。政治的圧力をかけて警察捜査が及ばないようしたとか、『子ども庁』の名称が『子ども家庭庁』になったのは統一教会の意向だとか、真偽は分かりませんが、芋づる式にでてくる国会議員や地方議員と統一教会との癒着っぷりを見ていると、十分にあり得ることと感じます。
統一教会と蜜月状態の自民党や、統一教会と関わった議員たちは、もう、正気ではありません。超えてはならない一線を超えてしまっている気がします。人間はカネと権力を持つと、善悪の区別もつかなくなるほど正気をなくすものなのでしょうか?
自民党の幹部は「何が問題なのかわからない」などと言っていましたが、「何が問題なのかわからない」と言ってしまう感覚が大問題だと思います。
「宗教は自由だから、それが政治に影響していないから問題ない」と言うような理由らしいのですが、そもそも反社会的なカルト教団と議員が個人的にでも関係する事が問題ないと思ってしまえる感覚が、私には理解できません。
真っ当な宗教ならまだしも、宗教と言うよりは反社会組織に近いカルト教団です。私には、「国会議員が反社会勢力や暴力団と関わっても、個人的なことなら問題ない」と言っているように聞こえます。
岸田総理も、まるで他人事みたいですし。「個人の問題」として片付けたいのかもしれませんが、それには無理があります。
あなたが知らなかったわけないでしょう?と問い詰めたくなります。まさか、岸田総理も統一教会と関わっていませんよね?(関わっていたとしても、もう驚かないけど……)
武装カルトの分派を持つ統一教会
統一教会には、サンクチュアリ教会という分派があります。教祖の息子が指導者だというその教団は、武装した危険な組織です。『聖なる理由で銃(AR15ライフル)を賛美し、それで身を守っている』のだそうです。日本には武装した信者はいないそうですが、信者は存在しているようです。
私にはイスラム過激派テロリストと同じように感じます。
そんな分派を持つカルト教団とズブズブ関係になる政治家にモラルや正義ってあるのでしょうか?
政治家は「知らなかった」とすっとぼけるかもしれませんが、そんなことも知らないで政治家やるな!と思います。
「やっていいことと悪いこと」の区別すらついていない、こんな奴らが国を動かしているなんて、激しい憤りと絶望感しかありません。
防衛大臣や国家公安委員長まで関係したというのですから、政治的圧力で統一教会に捜査が及ばなかったという話は、やっぱりあり得るよな……と思います。
政治家たちはカルト教団と手を切れるのか
日本の政権は完全にドロドロカオス状態。「カルト内閣」なんて、考えただけでぞっとします。狂気の沙汰です。
関係していた議員や、カルト教団の力を借りなければ当選できなかった情けない議員も、全員辞職してほしいです。「恥を知れ!」とも思います。
まともな宗教ならまだしも、カルトなんて……。問答無用でクビでしょう。
果たして、統一教会と癒着している(た)政治家たちは、これできっぱりと統一教会と手を切れるのでしょうか?
確実に手を切り、このようなカルト教団を規制する方向に進めば、まだ希望が持てますが、これからも票のためにコソコソと関係を続ける気かもしれません。
自民党の『憲法改憲草案』からは、第20条(信教の自由)を変えて、堂々とズブズブする気満々なのが読み取れます。
改憲草案 カルトとズブズブ改正案
統一教会との関係が明らかになっても、開き直っているとしか見えないあたり、これからもコソコソとする確率が高い様な気がします。
関わっていた議員の態度を見る限り「え?何が悪いの?」って感じですし。
憲法改正で注目されるのは9条ですが、自民党は「信教の自由」ついての項目、20条をカルト教団に都合よく変えるつもりのようです。
SNSで『統一教会の意向通り』などと言う内容があったので、気になって見てみたのですが……。自民党の「改憲草案」からは、かなり危ない香りがします。
自民党のサイトからこの草案が見られます。(ダウンロード・印刷してマーカー引きながら読めますよ!)
https://constitution.jimin.jp/document/draft/
現行憲法
第二十条 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
e-gov 法令検索 https://elaws.e-gov.go.jp/
自民党改憲草案
第二十条 信教の自由は、保障する。国はいかなる宗教団体に対しても、特権を与えてはならない。
自民党日本国憲法改正草案 https://constitution.jimin.jp/document/draft/
「改憲草案」からは「何人に対しても」「政治上の権力を行使してはならない」が削除されています。
(政治上の権力を使う気満々ってこと?カルト教団にとって都合の悪いことに対して政治的圧力をかけて隠蔽するつもり満々?何人に対してもを削除した理由は?捻じ曲げ解釈してカルト国家を作る気か?と戦々恐々としてしまいます。)
現行憲法
③ 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。
e-gov 法令検索 https://elaws.e-gov.go.jp/
自民党改憲草案
③ 国及び地方自治体その他の公共団体は、特定の宗教のための教育その他の宗教的活動をしてはならない。ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りではない。
自民党日本国憲法改正草案 https://constitution.jimin.jp/document/draft/
「及びその機関」の文言が削除されて「特定の宗教のための」「ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない。」の文言が追加されています。
(特定の宗教って何よ?カルト教団とのズブズブは問題なしってこと?)
これって、「特定の宗教」以外であれば、国や自治体が宗教活動してもいいと言うことではないでしょうか?
そして「特定の宗教」がどんな宗教を指すのかは、おそらく政府が判断するのでしょう。反社会的なカルト教団とどれほどズブズブになろうが、政府が「これは特定の宗教」ではないと判断すれば問題なしとするつもりなのでしょうか?
もう、どんなカルトともズブズブし放題です。
統一教会に限らず、自分たちにとって票になる、メリットになる宗教団体なら、それがどんなカルトだろうが反社会勢力だろうが、政府が「特定の宗教じゃない」と判断すれば許されると言うことではないのでしょうか?
あり得ません。
自分たちに都合よく憲法を変えるなど、どこぞやの独裁国家と同じじゃない、と思います。
これからもコソコソ・ズブズブする気満々?
改憲草案を分かりやすくまとめた一般向けと思われる資料には、自衛隊、緊急事態対応、合区解消・地方公共団体、教育充実に関する4項目しか記載されておらず、20条とその他についてはどこにも触れられていません。
自民党のサイトに資料として公開されているほとんどのものがそうです。
一番読みづらい「改憲草案」に目を通さないと分からないのでは?と。なんだか、国民が知らないところで権力者に都合よく変えられてしまうのではないかと思ってしまいます。
「国民の関心は9条だから、20条その他を変えたって気づかない」とでも思っているのでしょうか?確かに、自民党の改憲草案を見たことがない人が多いかもしれませんが、コソコソやろうとしているようで余計に腹が立ちます。
政治家たちの頭の中には、「国民が幸せに生きるための政治」なんて事は無いのでしょう。ただ、ただ、カネと権力と票、自分たちの欲望を満たす、人を支配する、これに尽きるのでしょう。(ん?これってカルトじゃ……)
今の内閣からは腐敗とカルトのニオイしかしません。最近は「狂気」すら感じてしまいます。
ズブズブ議員たちも、統一教会に洗脳されちゃってるんでしょうね。だから何が問題なのか理解できないのでしょう。
統一教会に関わった議員には、速やかに辞職していただきたいです。自民党も一旦解体で。