賃貸トラブル 相談員も失笑する「契約の見直し」内容

シングルのユウウツ

カオスの極みとなりつつある、入居物件の「契約の見直し」事件。気になってなかなか他のことが手につきません。やらなければいけない事がたくさんあるのに、降って湧いたような「契約の見直し」に振り回されっぱなしです。

「退去させられるかも」とか、「引っ越さなきゃ」と思うと、落ち着きません。引越しとなると何十万というお金がかかりますし、条件に合う物件を探すのは一苦労です。
あーあ、宝くじでも当たらないかなぁ、と現実逃避気味になってしまいます。

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「更新は1年ごと」と判明して焦る

さて、この事件でかつてないほど契約書をじっくり読んでいる私。今まで契約は2年毎の更新だと思い込んでいましたが、最初の契約期間2年が終わると、更新は1年ごとと判明。

……なんということでしょう!
私の契約は、次の更新まで残り一ヶ月でした😱

新しい契約を締結しないと退去させられるのか?と一瞬、めちゃくちゃ焦りましたが、貸主から契約更新拒否または解除の書面が契約終了の6ヶ月前に来ていなければ、契約は自動的に更新されることになっています。
それ以前に、貸主からの更新拒否や解除は「正当な事由」がなければできなかったはずです。

不安になって、ネットの弁護士無料相談で、今回の「契約の見直し」を含めて相談したのですが「いったん借家契約をしたら、借地借家法上の正当事由がない限り更新の拒絶はできない」との回答をもらいました。

取りあえず、更新の心配はしなくても良いと言うことで、ほっとしました。
やれやれ。

賃貸契約をする時は、面倒でも隅から隅まで契約書をしっかり読んでから契約することをおススメします😓

賃貸トラブルの相談窓口

さて、もう一箇所、「公益財団法人日本賃貸住宅管理協会」というところの無料相談にも相談を送っていました。こちらは内容を見て、相談員の方が電話をしてくれるというものです。もし、賃貸トラブルで困っている方がいたら相談してみるとよいです。

今日、相談員の方から電話をもらったのですが、結論から言うと「ありえない内容なので、契約に応じる必要なし」と言うことです。
入居時の契約書が有効で、「双方の合意」がない限り契約は変更できないので「合意できません」と突っぱねたところで、貸主は退去させることはできないそうです。

新しい契約書は、現在の契約書の契約期間とは違う日付であることや、礼金の額が実際に支払った金額の半分になっている事、入居申込書や保証会社の書類などのことを話すと、相談員も失笑する始末😅

入居申込書に印鑑証明だの所得証明だのを提出しろなど、考えられない、と言われました。「入居申込書」も書く必要なし!保証会社と2重に契約する必要もなし!だそうです。

……ですよねぇ🙄

こんな事がまかり通ったら、貸主はいつでも自分の都合が良いように契約を変える事ができてしまいます。何の落ち度もない借主にいちゃもんをつけて退去させることすらできてしまいます。

知識で武装

さて、あとは貸主ときっちり話をする事が必要なのですが、そのためにはもう少し知識を仕入れておかなければなりません。こちらが素人だと思って舐めちぎっている貸主に「こいつは素人とはちょっと違う」と思わせなければなりません。

実際に、貸主がポストに突っ込んでいった書類をプロに見てもらってアドバイスをもらいたいところです。とはいえ、高い相談料を弁護士に支払う余裕はありませんので、地域の「無料弁護士相談」に申し込みました。制限された時間しかありませんが、きっちり内容を整理しておけば十分です。

さらに、不在で捕まらない貸主の管理人に対して、今回の「契約の見直し」について書面で回答を求めました。弁護士さんと相談に行く前に回答があれば、それをもって相談に行くことができます。書面で回答をもらえば後で「言った、言わない」にもならないので一石二鳥です。

実際の書類と貸主の主張を併せて、果たしてこの「契約の見直し」が正当なものと言えるのか判断してもらうつもりです。
不当ならば、どう貸主と話せば良いかのアドバイスをもらうことも重要です。

住み慣れた場所を離れるユウウツ

けれど、正直、もう引っ越したいです。揉めるくらいなら、さっさと引っ越してしまいたい。なのに、引っ越すことを考えると、とてもユウウツです。お金も、時間もかかる上、精神的にも消耗します。

昔は「新しい場所」に住む事がとても楽しみで、引越しはワクワク✨するものでした。けれど、いつの間にか、私にとって「引越し」はユウウツなものでしか無くなってしまいました。辛い離婚の記憶と結びついているのもその理由の一つですが、「住み慣れた場所から離れたくない」と思うのです。

経済的に余裕があって、今よりも素敵な物件で、お気に入りの場所に引っ越す事ができるなら、「楽しい引越し」かも知れませんが、今回のように引越しの理由がネガティブな出来事であれば、「楽しい」と感じることは難しいように思います。

「年をとると、住み慣れた環境から離れるのは辛い」と言う感覚が、若い頃は理解できませんでしたが、今は「本当にそうだなぁ」と思います。

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困った人たち,賃貸契約

Posted by Hana