「変えたくない」政治家 だから社会は変わらない

LGBT法案について岸田首相が「社会が変わってしまう」と発言して問題になっています。ご本人は「ネガティブな発言ではない」なんて言い訳をしていましたが、本音は「かなりネガティブ寄り」なんだろうな、と思います。
変わらなければ「進化」しない
「多様性の時代」と言いながら「社会が変わってしまう」なんて、どんなダブルスタンダードな発言してるのよ、と思います。
結局、化石みたいなおっさんたちは自分たちにとって居心地の良い今の社会を変えなくない、変わりたくないのでしょう。それどころか、男性が今よりもずっと威張っていられた時代に戻りたいのかもしれません。
こんなんだから社会は変わらないのだ、と思います。
今の状況を良くしようと思った時、やっぱり何かを変えなければなりません。変化を恐れていては前に進めないからです。
日本の社会がより良くなるための障害は、化石みたいな政治家たちだと私は思います。彼らが日本をダメにする、と。(これが本当の「老害」)
多様性のある社会は、きっと面白い
私はLGBTの何が問題なの?と思います。同性婚も選択的夫婦別姓も、何が悪いの?と。
人は人、自分は自分。色々な人がいて、選択肢が増えて、それでいいじゃない。
私は多様な社会はカラフルで、とても面白いと思います。新しい価値観や発想、ビジネスなど、色々なものが生まれてくると思います。
それが社会を優しくしたり、豊かさを作り出すのではないかな、と。
政治家の言う「多様性」は口ばっかりです。彼らの言う「多様性」は彼らが「許した多様性」で、それ以外は認めようとしない、一体それのどこが多様なのでしょうか。
保守的な男性優位の社会が心地良い彼らは、結局、変えたくないのです。
日本の社会や経済が良くならない原因が何なのか、政治家たちは分かっているくせに、自分達の利権ばかりを優先してダラダラ先延ばしにしている気がします。彼らにとって重要なのは、カネと権力。私服を肥やして自分達に都合のよい仕組みを作ることで、国民の幸せを考えているとは思えません。
私が20代の若者なら、日本脱出決定です。
60年前から時が止まっている政府
政府が年金の支給などに使う標準モデル世帯は未だに「会社員の夫と専業主婦の妻、子供二人」です。1965年に決められてから、変わっていません。私が生まれる前、戦後の高度成長期からずーーーっとです。
政府の「時」は1965年で止まってるんか?と言いたくなります。
未だにこのモデル世帯を基準に物事を決めるので、政府の政策は世間とズレてるのだと思います。
そして、男性に都合の良いことはすぐに決まるのに、男性以外のためのことはなかなか決まりません。選択的夫婦別姓だってそうです。
家族がバラバラになる、とか離婚が増えるとか。そもそも男性側の姓にすることが「普通」と考えているのもなんだか嫌。
私なんて、国際結婚すれば別姓がデフォルトなのに、改姓の手続きをして、相手の姓に変えましたが、離婚したし。「別姓だと離婚が増える」という言い分は説得力ゼロです。
韓国は夫婦別姓ですが、ものすごく家族の結束強いと思いますが、気のせいでしょうか?
それとも、LGBT法案や選択的夫婦別姓にしつこく難色を示したり反対している人たちは、まだ統一教会の影響下にあるのでしょうか?
最近はすっかり報道されなくなりましたが、まだ影でコソコソ関係しているような気がしてならない私です。